論理によって考えられないものには自覚できない「バカの壁」が存在する、とは養老孟司先生が20年近く前に指摘したことだが、岡田としおはそれと対になる形で今の世には「気持ちの壁」が存在すると説いていた
つまりバカに論理的な考えができないように、論理優先の人間には他人の気持ちが理解できない、という事
TwitterなどのSNSで「論理的に正しいがストレスや努力を強いられる言葉」と「論理的に正しくないが、肯定と寄り添いに満ちた言葉」は同列に比較され、後者に多くいいねがついて「正しい」とされる事も珍しくない世の中
ダイゴは大衆のコンプレックスや優越感をくすぐる「心理」にはたけてるかも知れないが、論理性と同程度に重要視される寄り添う「気持ち」の大切さは理解していないようだ