故郷から遠く離れた地で骨を埋めることになった彼をかわいそうに思った村人たちは、彼のお墓に、
彼が信仰していたキリスト教のシンボルである十字架をたてた。

つまり、キリストの墓と信じられているのは、実はキリスト教信者だったロシア人船夫の墓だと
いうのだ。実際、新郷村の近くにある尾去沢(おさりざわ)鉱山には、その時期にロシア人が
働いていた記録も残っているのだとか。

「じゃあ武内家の古文書に書かれていたことは全部嘘だったってことですか?」
と問いつめる私に、工藤さんは「はっきりとしたことは言えませんが」と前置きした後、
https://www.driveplaza.com/trip/michinohosomichi/ver46/index.html