さらに調子に乗って

「別に高齢者が死んでもいいです。どんどん死んでください。それよりも若い時代、もう過ぎたら手に入らない青春時代の方が大事なんで、僕たちは自粛しませんから皆さんどうぞ死んでください。なんだったら、みんな死んでくれた方が将来の分の負担が減るんで死んでくれた方が嬉しいです。というわけでみなさんが一人でも多く死んでくれることを祈ります。こういう風なことは若い人が考えていても僕は不思議じゃないと思う。
むしろ自粛しないことで将来の負担が減るっていうメリットはあるかもしれないですけど

自粛しないで高齢者とか、まあそれからある程度年上の人たちが生きていたら何か
いいことがあるのかというとね。そんなに無いんじゃないですか?もちろん年金問題が解決するし、いいぐらいだと思うんですよ」

ここで私が連想したのは、自分の入った後の風呂の水をペットボトルに詰めて1本1000円だかで売った麻原彰晃こと、松本智津夫の霊感商法でした。
何か、間違った方法であぶく銭を手にすると、人間おかしくなっていく。残念な一つのパタンがここでも繰り返されている。

この青年のナイーブな主張は1930年代中後半のドイツで「生産性の低い国民」に対して、ナチスエリートが打ち出した「合理的解決策」と、ほぼ完全に同じです。

「精神障害者は生産性が低い、社会にいてもらうと問題だ。隔離し『尊厳死』政策を適用する」

メディアを濫用して、弁舌だけは爽やかに、その場でなで斬りしてゆくのは、先にも記した通り、テキヤの啖呵バイの類に近く、21世紀、不特定多数に公衆放送が許される内容ではありません。科学を標榜してまき散らしている誤謬の一つ「新型コロナは致死率が低い、出歩いて人生を楽しもう」「どうせ人は一度は死ぬのだから」のたぐいは、容易に取返しのつかないことになります。

こうした、社会に有害な「コンテンツ」は、本人も言っている通り速やかに「ネット社会」から抹消される必要がある。

コミュニティから追放されて、しかるべきものです。決して真に受けてはいけません。