【ミネアポリス(米中西部ミネソタ州)=平田雄介】カナダ中西部サスカチワン州のカウエセス先住民居住区は24日、
先住民向けの「マリバル寄宿学校」跡地付近から墓標のない墓751基が見つかったと発表した。カナダ放送協会(CBC)
などが伝えた。

先住民向け寄宿学校は同化政策の一環としてカナダ政府が出資して各地に設置され、主にカトリック教会が運営に当たった。
家族から引き離された15万人超の児童・生徒が暮らし、虐待などで6千人近くが命を落としたとされる。発見された751基は
未報告の犠牲者の墓の可能性がある。
(産経新聞)