どんな病気もたちどころに宝石に変えるとかん高く大きな声で豪語するおとこがいた

そのうわさを聞きつけ、おとこのもとに高名な医者や宝石商、不治の病にかかった王さまが集まった

おとこが得意気に履いていたズボンを脱ぎ、そばにあった変わった液体を飲み干すとなんと尻から緑色の宝石があらわれたではないか

王さまはたいそう喜んだが、宝石商がしらべてみるとそれはただのはいせつぶつにすぎなかった

「これ石けんだよ」

医者も首をふり一言、「エビデンスなし!」

王さまは怒り、おとこを豚小屋のようなろうごくに閉じこめてしまった

「まるで鉄のように面の皮のあついおとこだ」

おとこはかおを真っ赤にし得意のハイトーンボイスが枯れるまで尻と口から毒を吐きつづけるようになった