昔、サンエイサンキューというサラブレッドがいた
資金難が噂される馬主により、過酷なローテーションでレースに出走していた
馬の状態を心配した、関係者は休養を進言したが聞き入れられることはなかった
主戦騎手はレース前の会見で馬の体調が良くないことを繰り返し語った
バカな競馬記者がわざと負けるかもと八百長を示唆する記事を書いて大きな問題となった
サンエイサンキューはそのレースも頑張って、次のレースも頑張って走った
騎手は乗り替わり、その年最後の有馬記念でレース中骨折した
安楽死を妥当なほどの重傷だったが、「繁殖牝馬として残したら稼げる馬になる」との
馬主の希望により闘病生活に入った、2年近く頑張ったがサンエイサンキューは死んだ
430kg以上あった体重は300kgまで減っていた
最後のレースに送り出す前、調教助手は「あまりに酷いことをする」と涙した
一連の結末にファンも悲しんだ

古い話だが、問題の競馬記者は今でも現役、その時、自社の体勢を憂いて
内部批判を行って解雇された別の記者もいた、それに呼応して退職した人も数人いた

馬主は嫌われ者として名を残した

ロロ......