ぺこみこ解散の真実予想

某日、重要な打ち合わせでスタジオに呼び出されたみこ
会議室に入ると打ち合わせ机にホロライブの幹部達がズラリと座り、重々しい空気を放っていた
その奥は乳白色のカーテンで仕切られており、椅子に座る人影が僅かに見える

幹部「みこ君、ご苦労様。早速だが、君には重要なコラボ企画に協力して貰いたい。コラボ相手はこちらのお方だ。」

幹部が視線を向けた先はカーテンの奥に座す人影だった
みこの脚がにわかに震える
これだけ厳重な扱いを受けているメンバーは「あのお方」しかいないのだ

幹部「察しが良くて助かるよ、みこ君。兎田様は人見知りでいらっしゃるからな。」

幹部が合図をすると黒服の一人がカーテンのそばに近づき、「兎田様」になにか話しかけている

🐰「オッケーペコー・・・ボソボソ」

小声で肯定の声が聞こえると、黒服が手で大きく丸を作った
どうやらみこは兎田様のお眼鏡にかなったらしい

幹部「今回のコラボには社運がかかっている。コラボ楽曲リリースまで予定しているのでよろしく頼んだぞ、みこ君。」

みこは震える脚をつねりながら、深々とお辞儀をして会議室を後にした
去り際、会議室の奥から「兎田様」の呪詛が聞こえた気がした

🐰「オツペコデシターバイバーイ、エンディングー・・・ボソボソ」

兎田様───それはホロライブ七不思議の一つとされている怪異である
兎田様は配信の神、配神であるとされている
ホロライブに富と名声をもたらす福の神である反面、扱いを誤ると箱を破滅に導く死神と化すという

コラボが決まってからと言うもの、みこは恐怖を使命感で抑えて頑張った
兎田様は配信中は明るく饒舌だが、終わった瞬間に呪詛を吐き続ける悪霊と化すのだ
機嫌を損ねて取り憑かれてしまうと、マイクラとペクスしか出来ない身体にされてしまうと言う
それは配信者としての死を意味していた

コラボのゴールとして予定されていた楽曲のリリースが終わると、みこは膝から崩れ落ちて安堵の涙を流した
兎田様の生け贄役から解放されたみこは、今日も元気にマイクラを配信している