デトロイト初めて最後まで見て思ったんだけどさ
人権って元々「自分と同じ存在」=「同胞」=「人」には全員に無条件的に認められる基本的な権利があるはずだって考え方からスタートしてるわけだけど、その「同胞」=「人」の指す範囲って当初は今と比べてものすごく狭かったわけじゃん
それが数百年かけて非白人、非男性、非成人等々へ段々と広がってきたのが歴史的事実なわけで、その過程で多くの犠牲も払われたけど基本的に「同胞」の範囲拡大の流れは止められずにいるのを思えば、その延長線上には類人猿、ペット、人工知能やアンドロイドにまでその範囲が広がったとしても全然おかしくない気がするんだよな
もちろん既に「人」とされる範囲の内側にいる者からすれば快くないことなので摩擦や衝動は起こるだろうし血も流れるかもしれないが、100年や200年の規模で時間をかけて価値観が変わっていく気がする
例えばほんの200年くらい前だったら「黒人」は「道具」であって「自分でものを考えることなんて到底できない存在」だったわけだけど、今の常識では「(白人から見て)我々と同じで喜んだり悲しんだり、人を愛したりする存在」と考えるのが当たり前なわけだし、いずれアンドロイドが人と同等の権利を保障されているのがむしろ自然という価値観が普及する時代が来るのも充分想像できるんだ