https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000200770.html
英「副反応なし」 トランプ氏「米国民優先」

イギリスではワクチンの接種が始まりました。このイギリスでは反ワクチンデモが起きていますが、焦点になっている「副反応」などその安全性はどうなっているのでしょうか。

 新型コロナウイルスのワクチン接種が始まったイギリス。初日に接種を受けたハリ・シュクラさん(87)に話を伺いました。

 初日に接種を受けたハリ・シュクラさん:「副反応は何も出ていません。とても良い気分です」

 ワクチン接種の連絡は、この2日前に病院から来たそうです。シュクラさんは「自分の安全」と「副作用もなく大丈夫だ」と周りの人に伝えたいため接種を受けました。接種は5分ほどで終わったということです。

 初日に接種を受けたハリ・シュクラさん:「スタッフの人たちが非常に協力的ですごく助けてくれました。準備がよくできていました」

 次の接種は来月5日の予定です。シュクラさんは来年、孫娘の結婚式があり、それに出席するのが楽しみだと話しました。

 新型コロナの死者数がヨーロッパでもっとも多いイギリス。

 ジョンソン首相:「国全体にとって大事な日です」

 こう語るのはジョンソン首相です。この日はロンドン第1号の女性の接種に立ち会いました。

 ジョンソン首相:「全国でワクチン接種を行うことはすばらしいことだが今、気を緩めている余裕などない」

 アメリカでは、トランプ大統領がワクチンの利用についてアメリカ国民を優先させる大統領令に署名しました。

 先月から急激に感染者が増えたお隣の韓国では連日、携帯電話に不気味な警告音が…。近所で感染者が発生したということでリンクを押して詳細を確認しろというメッセージです。
9日に発表の新規感染者数は686人。一日あたりでは過去2番目に多い人数です。一方、日本よりも遅れていると批判を受けた「ワクチン」は4400万人分を確保。
接種は高齢者や医療従事者を優先に各国の接種動向と国内の感染状況をみて今後、判断します。

2020/12/09 18:30 テレ朝