金魚坂めいろが鹿児島弁を使うからどうこうって話がたまにあるけど事態はもっと深刻だぞ。

そもそもいちからは早稲田出身の田角陸が立ち上げた学生企業だということを忘れてないか?

早稲田大学の創始者は言わずと知れた旧佐賀藩士の大隈重信。

大隈と言えば征韓論を巡って西郷ら旧薩摩藩士と対立し、これが後の西南戦争に繋がり、薩摩の権力者の失脚に繋がった。

いちからが韓国を重視して、にじさんじKRを立ち上げているのも反征韓論派だった大隈の影響だよ。

もっといえば戦国時代に九州の覇権を巡って戦った旧佐賀藩=旧鍋島氏=旧龍造寺氏と旧薩摩藩=島津氏との対立と言ってもいい。

かなり根が深い問題なんだ。

ところで魔界ってどこにあると思う?

夢月ロアの魔界弁が九州地方の方言に酷似してるのは別に偶然じゃないんだ。

大隈重信はキリスト教にかなり詳しい人物でもあり、英国公使ハリー・パークスとの交渉で、キリスト教禁圧政策における邪教認定の廃止と信徒の死罪の廃止には賛成したものの、急進的な撤廃に反対している。

キリスト教への禁圧政策を急激に撤廃したら逆にキリスト教の弾圧に繋がってしまうと。

それは肥州に於いて起こった歴史的なとある"トラウマ"に端を発している。

────────天草四郎の乱だ。

天草四郎と言えば山田風太郎の伝奇小説『魔界転生』における魔界衆の一人として蘇った魔人、悪魔だ。

ロアが天草氏とどういう関係があるかは不明だが、魔界弁=佐賀弁のモチーフが、『魔界転生』にあるということだけは明確だ。

つまりいちから及びロアの関係、そして金魚坂との対立は歴史的な"呪い"ではないのか?

そんな気がする。