ホホジロザメはシャチに対して強い恐怖を抱いており遭遇しそうになると即座に逃げ出す

体長4mを超えるホホジロザメは世界中の海に広く分布しており、映画「ジョーズ」のモデルとなるなど、人間にとっては非常に恐ろしい存在です。
ところがそんなホホジロザメはシャチを非常に恐れており、シャチが近づいてくると長い期間とどまっていた狩り場も捨ててあっという間に逃げ出してしまうと研究者が主張しています。

シャチは一般的にサメよりも親しみやすいイメージを持たれていますが、フロリダ工科大学のサメ専門家であるToby Daly-Engel氏は、
「シャチはサメが行わない社会的活動を取るため、グループで効率的な狩りを行い、仲間同士でコミュニケーションを取り、若い世代を教えることもあります」と述べています。
シャチは尻尾を水中で振ることで水流を操り、サメをひっくり返してマヒ状態にすることができるとのこと。

実際にホホジロザメがシャチに遭遇してしまったがために、あえなく仕留められてしまったケースも報告されています。
2017年には南アフリカのビーチで、シャチによって襲われたとみられるホホジロザメの死体が5匹も打ち上げられていたのが発見されています。打ち上げられたホホジロザメは、いずれも肝臓がなくなっていました。