オリオンの獅子退治

オリオンは一人で諸国を放浪してキオス島に立ち寄った際その島の王オイノピオーンの娘メロペーに一目惚れする。
そして何とかメロペーの愛を得ようとしたオリオンは、得意の狩りに出掛けては獲物を彼女に献上し、やがて結婚を申し入れた。

しかし、メロペーもオイノピオーンもオリオンを好ましく思わず、困った王はオリオンの死を望み
島を荒し廻っているライオンを退治することを条件に、娘との結婚を承諾する。

王は当然不可能な条件と考えたが、オリオンは難なくライオンを殴り殺し、その皮を王へ献上する。

思惑のはずれたオイノピオーン王は、結婚の約束を履行せず、オリオンをこの件ではぐらかし続けた。
オリオンは王が約束に応えないことを怒り、酒に酔った勢いでメロペーに力ずくで迫った。

オイノピオーンは怒り、父である酒の神ディオニューソスに頼んでオリオンを泥酔させ、彼の両眼を抉り取って盲目にし海岸に捨てた。


オリオンをなぞる=詐欺