――第四章

「はい皆さんどうも〜加藤純一ですw」
会場は一瞬の平静から、ガスボンベの爆発のような勢いの歓声に包まれた
「今日はね、新入り君と共演って事でねw気合い入れてきましたよw」
加藤は続ける、一切話は譲らずに
「にしても僕も堕ちたもんですねww新入りと共演なんてwww」
ゆゆうたは緊張でそれどころでは無い、今は挨拶をしなければ。
「どうも〜ゆゆうたです〜、今日はね大ベテランの加藤純一さんと初コラボということでね、僕も気合いちゃんと入れ直してきたのでねw頑張ります」
会場は苦笑いの後、閑静へと誘われた。
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一通りの演技の後、対談タイムへと入った
「ゆゆうたくんw座って座ってほらw」
加藤純一はあくまで共演者として立ち回っている
ゆゆうたはその恩義に非常に感謝していた、この先の惨禍も知らず。
「ゆゆうたくんってさぁ、大して特技ないでしょwあっ、ピアノ弾けるんだっけ?まぁまぁだけどさw」
ゆゆうたは何も言い返せなかった、一通りの隠された暴言と暴論にタジタジになりながら、早く終わってくれと、心から祈りを捧げていた。
「まぁ今日はゆゆうたくんで残念でしたけどねww次回は面白くしますよw」
会場は悪意と笑いで満ちていた。
この日から、ゆゆうたの善意が消失したという。

――第四章後編 終――