――第2章
崩れた城は儚く散り果て燃え尽くす、その中に一人、何を思うか只、立ち尽くしている
”人影”
逃げ惑う兵士はその顔に絶望と復讐の二色で汚染されていたという。
ゆゆうた、只一人、一人で今まで積み重ねた名誉、全て打ち尽くされた。
しかし、怒り、悲しみ、苦しみ、おかしい、一切湧かない、何故だ、問い掛ける声は焼け落ちた城だった場所に響き、反響せず、散り尽くした。
そして、人生をどこで間違えたか、何十回も考えていた、薄れゆく意識、消えゆく魂の感覚、飽くなき疑問、何度考えても分からない。
そうして彼は”息絶えた”