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数年後――

???「ここが例の跡地か……」

???「えぇ……今はもう”彼がいた足跡”すら消え失せてます」

大物実況者”加藤純一”
数年前に突然失踪してから連絡はない……

高田「彼には悪いことをしてしまった、なんせ彼の”千倉”を奪ってしまったのだから」

もこう「仕方なかったんですよあれは……」

高田(あの時、”ゆゆうた”がいなかったら、今頃千倉はどうしていただろうか)

そんな感傷に浸っていると……

???「よぉ!久しぶりだなぁ?!」

高田&もこう「!?!?」

聞き慣れた声が響く━━━━

???「高田、お前総理大臣になったんだって?超出世したな!すげぇじゃん!もこう、お前も登録者1000万人超えてあのHIKAKINも抜かしたんだろ?えぇ?」

もこう「いやぁ……あれは先輩のおかげっすよ……」

???「いやいや、お前は成長したよ、立派にな」

高田「なんであんたがここにいるんだ?失踪したんじゃないのか?」

???「あぁ……あれ?」

空気が重く、身体に侵食する――

???「死んだよ、俺」

高田&もこう「…………っ!」

彼等は感ずいていた、プライドに蝕まれ上り詰めた頂点は所詮酸素ボンベ無しで登頂できる富士山だったと――

???「あの時――素直になってれば良かったな!そろそろ思い残すことも無い、じゃあな、お前ら」

そう言うと、”彼だった物”を遺して光の粒子は空へ、宇宙へと消えていった……

高田「……ちくしょう、最後まで……」

あの時高田は加藤から別れてから復縁など一切していなかった

もこう「先輩……ありがとうございました……! 」


この現場の目撃証言では、彼等の顔に、”生きる希望”、が宿っているような気がしたと語っている