江戸時代より流行となった「おやめ参り」では、体調が優れない等長距離の巡礼が不可能な参詣者本人の代わりとして犬に巡礼させることもあった

参詣者はお参りの証として朱印帳へ記帳(「墨入れ」)してもらうため、巡礼犬を指す「すみいれ」が訛っていつしか「すみれ」と呼ぶようになったという