翌月に誕生祭を控えた王は建築家、宝石商、メアリの三人にこの祭典にふさわしい品を献上するよう求めた。
すぐさま建築家は万里の長城さながらの城壁を持つ巨大な城を築き上げた。
宝石商も負けじと、こぶし程もある大きなダイヤを用意した。
メアリは米を炊いて唐揚げを揚げた。