一味
"一味唐辛子"と"七味唐辛子"に共通すること、それは粉末の調味料であることと名称に"唐辛子"を含むことだ。
名前の通り、どちらにも原材料にトウガラシを含む。一口にトウガラシと言っても種類は多く、鷹の爪やハラペーニョ、
カイエンペッパーなどの実は全てトウガラシの品種である。
ちなみに、トウガラシを漢字で書くと"唐辛子"となるが、これは外国(唐)から伝わった辛子を意味する。
一味はトウガラシから作る調味料で、原料はトウガラシの実だけ。トウガラシの実を乾燥させ、すりつぶして粉末状にする。

七味
トウガラシのみから作る一味に対し、トウガラシに薬味や香辛料を混ぜた調味料が七味である。
トウガラシのほか、焼トウガラシ、生姜、青のり、紫蘇、青紫蘇、山椒、麻の実、けしの実、白ごま、黒ごま、陳皮などを原料とする。
どの薬味や香辛料を合わせるかは製造するメーカーによる。7 種類をブレンドする理由は、味のバランスはもちろんだが、
「7」が縁起の良い数字だからだ。日本では古くから7を良い数字としてきたため、"七福神"や"七五三"という伝統ができたのである。
ちなみに、8種類の薬味や香辛料をブレンドした"八味唐辛子"を商品化しているメーカーも存在する。