かなたはガチ

●コミュニケーションの問題
基本的には、言葉の使い方の問題です。
言外の意味を把握できず、冗談や皮肉、比喩などが伝わりづらいです。あいまいな表現も苦手で、「少し」「適当に」といわれても、それがどの程度のものなのか理解できないことが少なくありません。

以下の行動や状態は知能発達の遅れが伴う場合にみられることが多いです。

・言葉の遅れ
・オウム返し
・方向性のある言葉の誤用(欲しいときに「あげる」といいながら欲しがる) など


●活動と関心の限定
自閉症の患者さんは物事に対するこだわりが強いです。気に入ったことや気になることを繰り返し話題にするまたは確認する、同じ道順ややり方にこだわるといった、活動と関心の限定がみられます。

そのほか、融通がきかない状況もみられます。一般的には「しつこい」といわれる状態です。


●年齢ごとの細かな自閉症の特徴

年齢によって自閉症の状態像が異なります。

思春期(13〜18歳ごろ)
・会話がかみ合いにくい
・冗長な会話が多い、自分の好きな話題ばかり話している
・言われたことの表面的理解が多い(曖昧な言葉や比喩が通じにくい)
・自己主張が強い
・関心がある事柄に関して大人顔負けの知識を持っている
・被害的な受け止め方が多い
・急に予定が変わると不安定になる
・状況の変化に応じて行動することができない
・無気力やイライラ、八つ当たりなど