妄想性パーソナリティ障害

妄想性パーソナリティ障害患者は他者を信用せず,何の根拠もない,または不十分な根拠しかない場合でも,他者が自分に害をなそうとしている,または自分を欺こうとしていると考える。

一般人口の0.4〜5.1%および臨床集団の9.7%が妄想性パーソナリティ障害を有していると推定されている。家族内で有病率が高いことを示す若干のエビデンスがある。
一部のエビデンスから,この障害と小児期の情緒的および/または身体的虐待や犯罪被害との関連性が示唆されている。

併存症がよくみられる。妄想性パーソナリティ障害が単独の診断であることはまれである。
よくみられる併存症には思考障害(例,統合失調症),不安症(例,社交恐怖症[社交不安症]),心的外傷後ストレス障害,アルコール使用障害,または他のパーソナリティ障害(例,境界性)がある。

https://www.msdmanuals.com/ja-jp/プロフェッショナル/08-精神障害/パーソナリティ障害/妄想性パーソナリティ障害(ppd)