>>136
「ほらピノさん、カルピスが飲みたいときはどうするんでしたっけ」
「お米お姉ちゃん……喉が乾いたので、カルピスを……飲ませてください」
「はいよくできました。では……」
用意していたカルピスを口一杯に入れたなとりが、椅子に座って手を前に伸ばす。
それを受けてピノが、その腕に誘われるように慣れた動きでなとりの足の上にその小さなお尻を下ろした。
まるで対面座位のように密着した二人。
ピノはなとりの後頭部へ腕を伸ばし、なとりはピノの頬へ手を添えた。そして互いの唇を強く触れさせて、口の中身を移動させ始める。

今だ。

刹那の瞬間、なとりの舌は硬質化し、千枚通しのように鋭くなる。
なとりは口腔内で狙いを定めると、ピノの口目掛けて鋭利な舌を電光石火の勢いで突き出した。
なとりの舌はたちまちピノの口唇の隙間をすり抜け前歯に到達し、人体で最も硬い部位である歯のエナメル質を発泡スチロールのように砕いた。
歯を粉砕した後も勢いは止まらず、なとりの舌は如意棒が如く長く細く伸びてピノの体内を貫き進む。
軟口蓋、上咽頭、頭蓋底を貫徹し、側頭葉、頭頂葉を粉砕し……
ついにピノの後頭部を貫通し、大量の脳漿と頭蓋骨の破片を撒き散らした。

「仇は取りましたよ……たまちゃん、もち」