Q.馬鹿を演じている人とただの馬鹿の区別の付け方がいまいちわかりません
なにかいい区別の付け方はありますでしょうか

A.これね、前も何度も書いたことですけど、とにかく「バカのフリ」というのは大事です。

バカってのは最終的な行き止りまで行ってしまってる人なので、
前に進めず、ハンドルの「遊び」的な余裕も無いので切り返せず、
ギアをバックに入れたりエンジンを切ったりと言う発想もありません。

本物のバカには余裕が無いんです。
つまり余裕の無さを前面に出してくる人はバカです。

自慢話をする、ドヤる、頭が良いフリをする、
自分の思想や意見が全く入ってないどこかから仕入れてきただけの知識をひけらかす、
いじられたら怒る、相手の気持ちや状況を考えず自己の正当性ばかりを主張する・・・

こういうのはみんな、ああ、なんだ、バカなのか。と思っていいんです。

バカにはバカのフリができません。
いじられ上手、負けるが勝ち、そんな感じで穏やかに笑っている人・・・
こういう人はバカに見えるかもしれませんが違います。

しかし、これも前にも書きましたが、
ミュージシャンでも役者でも芸術家でも、売れてるすごい人に限って、
飲み屋ではとんでもなくバカバカしい話しかしてなかったりするんだよなあ。

で、音楽論や芝居論や芸術論を熱く繰り広げてる人達のほうが
ジ・ウレナイーズだったりするんだよなあ。。。