ウソをついている人の中には、自分で自分のウソを信じてしまう人もいます。事実とは全く異なる空想を口にし、話しているうちに自分自身がそれを事実だと思い込んでしまいます。これを「病的虚言症」、あるいは「空想虚言症」といいます。

いつしか本人は空想の役になりきってしまい、ウソをついている意識は希薄なので、聞かされている方もウソだと気づきにくいです。

このケースでは多くの場合、人を騙そうとするのが目的ではなく、自分自身の願望を満たすためにウソをつくのですが、結果として相手もダマしてしまう事になります。

虚言症のウソの種類

虚言症のウソの種類には、
自分が有名人であるとか、大金持ち、皇族の血筋などというように、自分を実際よりもよく見せようとするケースばかりでなく、
重い病気にかかっている、不幸な目に遭ったなど、
自分を低く弱い存在として、嘘をつくケースもあります。

この手のウソは相手の同情を集めたいと強く思っている場合に出ます。

空想虚言症は自分を大きく見せたり小さく見せたりする事で、
とにかく自分に注目を集めたいという心理からの行動とされています。

そのような心理となるのは、日常生活が満たされていない、幼いころから寂しい思いをしてきたという体験が、無意識のうちに虚言という形になってしまうのではないでしょうか。

また演技性人格障害は自己顕示欲が非常に強く、その奥底には強い変身願望があります。役者や狂信的な宗教家、扇動的な政治家などには、この演技性人格障害が多く見られるそうです。