「宗谷さんの財布がなくなったって!」
日ノ隈が大慌てで皆に報告して来た
後ろから首をかしげながら歩いて来た宗谷はニヤニヤしていたが財布の中に20万が入っていたと知ってみなざわついた
「そやのおバカ!なんでそんな大金を持ってくるんだよお!」
日ノ隈はポンコツ宗谷にお説教をしており、黒猫ななしは立ち寄り先に電話をかけて確認していた
はねるは「20万あったらPC代金も払えるしお寿司食べれらるねー」とのんきにつぶやいていた

捜索もむなしく財布は見つからず重い空気が旅館の一室を支配していた
その時突然らん太郎が「まずみんなのカバンを出して中身を出して」と言い出した
はねるはその一言で過去の壮絶ないじめのワンシーンを思い出して心が痛くなり不安な表情になった
そしてそれを宗谷と日ノ隈は見逃さなかった
「はねるさん?怪しいなー」「まずははねるのカバン出してみよう」二人が奪い取るようにはねるのカバンをひっくり返す
その時過去のトラウマがフラッシュバックしたはねるはゲロを盛大に吐いた
しかし皆から聞こえたのは心配の声ではなく「財布あったー!」という宗谷の声だった
「ちが・・・ヴォェェェ・ビチャビチャ・・・・ゴボゴボゴオォ・・ゲッ・・ねるちゃんじゃ・・・ゴォェェェェ!ビチャビチャ」
はねるは必死に弁解しようとしたが涙と喉と胃の蠢動は止まってくれなかった
記憶にあるのは日ノ隈の罵声と失望の声を上げる宗谷の声だけだった

ななしに警察署に出頭を促されがもうはねるの心は壊れていた
「ねるちゃん違うもん・・・ねるちゃんじゃないもん・・・・ねるちゃんとってないもんみんないじめるんだもん」

その後あにまーれははねる急病として2人で再スタートが切られいちらんコンビがウケて順調である

はねるは今養護施設でげんきにお遊戯をしたりお砂場でトンネルを掘ったりして幸せである
「ねるちゃんはたんぽぽ組の組長さんです!」