ダウン症は、歌うことも大好きです。ただあんまり上手とはいえません。
というのは、ダウン症のある人は、筋力が弱く、音程をとるための声帯の筋肉をコントロールすることさえとても難しいのです。
ダウン症の彼は以前、音程がまったくとれない・・というより、
音程というものが存在しないという状況でした。本人は歌っているつもりでも、
お経を読んでいるようにしか聞こえませんでした。
それが、小学校5年か6年のときに、テレビで秋川雅史さんが「千の風になって」を歌うのを見て、
「カッコいい」と真似して歌うようになりました。