「まぁこの人についてはねぇ〜w あまりにも下らないから取り上げようかどうしようか迷ったんですけどぉ……。言っちゃいます?」

「お時間もありますから、ええ」

「……わたくしね、この方とは以前……たしか〜3、4年前のパーティーだったかな
たしか自民党のパーティーだったかもしれない。お会いしたことがあるんですよ。
その時首相なんかも来られてて、他にもずいぶん著名な方もいらっしゃいましたよぉ。……まあそれはいいんですけどぉ」

「ええ」

「第一印象としては。…もちろんわたしも幾つかの彼女の著書は読んで知ってました。
それでね、女性として活躍するのはいいんです。彼女もそれを全面に出してるわけじゃないですから、
それに、まあ、多少のっちゃぁ悪いんですけど、功績もあるわけです。いちおねw」

「いちおですかw」

「…ですけどぉ……分かるんですけどぉ……ん〜〜〜、な〜〜んて言うんでしょうかねぇ。……言い方悪いんですけどぉ」

「ええ」

「……大物に媚びるクセがある」

「ああ、そこまで言っちゃいますかw」

「しかもみ〜〜んな年上の男性なの!」

「まあ……偶然、なんじゃないです?」

「まぁね〜〜〜。それもどうかと思いますけどぉ? ……でね! そうそう、この人〜、前と言ってることが、まっ〜〜〜たく、違うの!
わたしビックリしちゃった! それでジャーナリスト名乗ってるんですよ。
もうやぁ〜ねぇ〜。笑っちゃうよねw これちょっとどう思います〜? ……どう思います?」

「ま、まあ、世渡り上手というんでしょうかね、ビジネス的な……なんでしょうねw」