外資系の企業に勤務していた浜野俊一さん(仮名・68歳)は、20代のころから接待での飲酒が日常化していた。夜ばかりではなく、昼間のランチ接待でも酒を飲む毎日だった。
アルコール性肝炎で2度入院したが、仕事上、酒がやめられなかった。退職後もその習慣が抜けず、朝昼晩と公園に散歩に出掛けるたびに、
コンビニでウイスキーの水割り缶を3本買った。
飲酒によって慢性的に下痢気味だったが、それが悪化した。

妻と大相撲観戦に出掛けた日に、急に腹部に激痛が走り、
公  衆  の  面  前  で  失  禁  し  て  し  ま  う 。
浜野さんが振り返る。