「裁判ももう今日で三日目だぞ、いい加減に仲直りをしたらどうだ。」
「いえいえ、だめです、なんといったって同接が高いのが1番偉いんです。月ノ美兎こそ偉いんです」
「いいえ、ちがいます。一日の登録者が多い者が偉いのです。今1番伸びてるのは鈴原るるです。」
「配信頻度だよ。配信頻度が多いのが偉いんだよ。お静こそ偉いんだよ。」
「そうでないよ。叶のほうがよほど多いと、昨日も判事さんがおっしゃったじゃないか。」
「だめだい、そんなこと。スパチャ額だよ。いくら稼いだかなんだよ。」
「再生数だよ。再生数で決めるんだよ。」
もうみんな、がやがやがやがや言って、なにがなんだか、まるで蜂はちの巣すをつっついたようで、わけがわからなくなりました。そこで神田が叫びました。
「やかましい。ここをなんとこころえる。しずまれ、しずまれ。」
別当が、むちをひゅうぱちっと鳴らしました。
「裁判ももう今日で三日目だぞ。いい加減に仲直りをしたらどうだ。」
「いえ、いえ、だめです。同接が……。」
がやがやがやがや。
神田が叫びました。
「やかましい。ここをなんとこころえる。しずまれ、しずまれ。」
 別当が、むちをひゅうぱちっと鳴らし、アンスレ民はみんな静まりました。神田が社にそっと申しました。
「このとおりです。どうしたらいいでしょう。」
 社はわらってこたえました。
「そんなら、こう言いわたしたらいいでしょう。最低でも1250、同接5000超えたら問答無用で1番偉いとね。私お説教で聞いたんです。」