FF14が配信に向かない理由とは?

まず第一にFF14はMMOと呼ばれるジャンルに属するオンラインゲーム
このジャンルはプレイヤーだからこそ楽しめる、見てる側を意識していないゲーム

MMOはその空間に居るプレイヤー同士のコミュニケーションに主題を置いたゲームであり、継続してプレイし続けることが重要
そのため長期的なプレイによって様々な格差が生じる
最も問題なのはFF14プレイヤーのファンと非プレイヤーのファンとの格差
コミュニケーションや攻略をスムーズに行うためには様々な予備知識と専門用語があるが
DPS(ロール)、ランタゲ、先釣り、スイッチなどの用語は説明されない限りプレイヤー以外には理解できない
説明して理解できたら戦闘シーンを見て楽しめるというタイプのゲームでもあらず
このゲームの戦闘の楽しみは内部の数字であるDPS(ダメージ効率)、スキルのCT管理や仲間のHPMP管理などに依存しているため
"見て楽しむ"要素を見出すことは難しく、見ても判らないためにリアクションを取っても何に対してのリアクションなのか視聴者は把握困難になる

情報量が多いゲームであるため、細々としたHUD(画面上の大量のアイコンやゲージ等)も見る側にとっては辛い
コメント上でも指示コメントや専門用語などを活発に流すし、理解出来ない人にとってはこれも寂しい気持ちになってしまう
メインコンテンツとなるレイドでのバトルではどんだけ慣れた人でも難しく無言になりがちで
プレイヤー同士での専門用語を使った話が徐々に増えていってしまうのが配信に向かない大きな理由

また視聴者参加型としてもFF14はパッケージ販売+月額制のためハードルは高く
オンラインゲームとしては例えばPUBGやAPEXなどのFPS等があるが
それらのいわゆる「eスポーツ」などとは違って最初から観客(視聴者)に見せることは想定していない
プレイヤー同士の世界を作って楽しむ為にあるのがMMOというジャンルの本質

FF14の場合は装備格差、レベルの格差などは緩い方だけどその分だけプレイヤースキルに依存した格差が生まれ
下手な人がミスをしてしまうと延々クリアが出来ないという状況が特に生まれやすい
ライバーだけでPTを組んでプレイしてもすぐに限界が来る。強い人が1人居れば弱い人をフォローしてクリア出来るゲームではなくなる

弱い人に合わせて居てはずっと低いレベルの難易度のダンジョンにしか挑むことは出来ない
カジュアルにギャザクラ等の生産や家具集め等をメインにプレイするならば、ギスギスするようなことは無いと良く言われるが
わざわざFF14でギャザクラをするのならば素直にマイクラをした方がと思わざるを得ない
強いリスナーを集めてプレイするにしてもミスをしすぎたリスナーが叩かれたり特定の強いリスナーが権力を持ったりすればトラブルの種になる

Vtuberやにじさんじにコミュニティがあるように、MMOやFF14というジャンルにもコミュニティがある
配信している有名な人が一斉に同じ鯖に集い、多くのリスナーを引き連れて楽にコンテンツをクリアしていく行くのを良しとしない人も多い
MMOはその世界に多くの人が集い固有の文化を持つゲーム。だからこそ現地の方にどう見られるか、配信に映すことのリスクを考えなくてならない。
それが理由でMMOや、FF14のライブ配信の数は少なく一般的に配信に向かないゲームと言わざるを得ない