こういうのがいい

すず「もうそろそろ時間ですね。誰もいないことですし、閉館の準備を始めましょうか」
もち「………」
すず「もちさん?もちさーん?」
もち「………」
すず「もちさん!!」
もち「わっ!びっくりした!」
すず「何度も呼んでたのに。そろそろ閉館の時間ですよ?」
もち「あ、本当だ。ごめんごめん、集中してて気づかなかった」
すず「ずいぶん集中して読んでましたね。そんなに面白い本なんですか?」
もち「そうなの!聞いて!この本めっっちゃ面白くて!特に今まですれ違っていた二人が結ばれてキスをするシーンが本当に最高で〜」
すず「あ、良いですね」
もち「でしょ!?こういうの本当に憧れる!私もこんなキスしてみたいなって……あはは、あたし何言ってるんだろ」
すず「もちさんキスに興味あるんですか?」
もち「……そりゃあるよ。もちにゃん年頃の乙女だし?昔からお姫様に憧れてるみたいなとこあるし?まぁする相手もいないんですけど」
すず「私で試してみますか?」
もち「すずちん!?」
すず「実は私も前から興味あったんです。でも相手はいないし、弟には逃げられるし……」
もち「わー!わー!すずちん落ち着いて!」
すず「もちさんは私じゃ嫌ですか?私は、もちさんならいいです」
もち「……。嫌では……ないけど……」