花村萬月@bubiwohanamura

親切な方から訴訟云々というメールをいただきました。訴訟っていうと『先生に言いつけてやる〜』ってニュアンスしか感じません。垢抜けないね。中身のないマッチョをさらすなよ。なんか俺の名前を挙げているようでもないし、よくわからないんだけれどね。

ハッタリをかますにしても、編集者が小説を読まないということを放言して、それでいいと思っているのか?

そもそも津原の文庫の件に呆れたことから始まったツイートだ。あれこれあったのかもしれない。津原はしつこいから腹に据えかねることもあったのかもしれない。だが人格と作品はなんの関係もない。その作品が優れているならば黙って本にするのが出版社の矜恃ではないのか。

おまえら、いったいなにを売るつもりなんだ? 出版社、やめちゃってるじゃん。本という名のなにかを売ってるだけじゃないか。お金儲けは、愉しいかい?

あ、訴訟の話か。見城は俺と部下たちのいる前で『ボクは小説の最後しか読まない』と放言してるんだよ。証人、複数。俺は訴訟云々真に受けてないけど、どうぞ訴訟してください。

俺は売文の輩だから。で、おまえんとこは俺のほうから仕事をするのを拒否してんだよ。見城様ほどお金は持っていないけれど、それでも年商が億に近かった時代もあったし(あの金、どこに消えたんだろう──遠い目)、金銭的にはさほど不自由しておりません。

いま光文社、小学館、集英社(二本)、講談社と連載を五つ抱えております。幻冬舎様におすがりしなくとも充分に生きていけます。

なにが言いたいのかといえば、繰り返しになるが、俺は売文の輩なんだよ。堅気の会社員じゃあるまいし、訴訟をちらつかせても、何の意味もないよ。訴訟、OK。裁判にも出ねえし、金も払わねえ。
もともと少年院のようなところに入れられていた男ですので、あなた方と価値観がまったく違います。

なお、てめえで売っておいて言う科白ではありませんが、ケンカはとことん買いますから〜 御社の社員からはいろいろなことをお聞きしております。敬具。