F35、欠陥認定 日本政府はそれでも購入 安倍は売国奴?

4月9日に青森県沖の太平洋上で、航空自衛隊の最新鋭ステルス戦闘機F35Aが墜落してから1カ月以上が経過した。
パイロットは依然として行方不明であり、飛行データを保存したメモリーも発見されていない。
 青森沖の墜落事故の約半年前、米サウスカロライナ州の海兵隊航空基地付近で短距離離陸・垂直着陸タイプのF35Bが墜落した(操縦士は脱出に成功)。
これについて米政府監査院は今月、墜落原因は機体の欠陥で「燃料管が破裂し、エンジンが動力を失った」と結論づけた。
 米政府機関がF35の問題点を指摘したほぼ同時期に、中国メディアもF35は「3日に1度しか出動できず、メンテナンスに2日かかる」と報じている。
メンテナンスに時間をかけなければならない理由に、この戦闘機の信頼性の低さや部品不足があるという。

 ところで、サウスカロライナ州の事故があり原因がまだ不明だったにもかかわらず、日本政府は昨年、米国製ステルス戦闘機F35を105機購入(A63機、B42機の予定)する方針を決定した。
円貨ではF35Aが約100億円、同Bは約150億円するとされ、総額は1兆2600億円以上にも及ぶ。その分の為替、円売り・ドル買いもでるのだろう。
 自衛のためにしっかりとした軍備力は必要だと思う。しかしながら、高い買い物をさせられた気がするのは私だけだろうか。

(小針)