とりあえずは復帰する明日朝の虎ノ門ニュースの・・・

・・・「虎撮り」のコーナーでは、動画を2本、視て、聴いていただきたいと願っています。

 ことしも、この3月に行われた硫黄島の日米合同慰霊追悼顕彰式で陸上自衛官の松永美智子陸曹が英霊を前にして歌われた、「故郷」、「里の秋」をぼくのスマホで撮った動画を、きょうのうちに番組に提供します。
 いずれもフルコーラスで撮りました。
 硫黄島は風が強いことが多く、その風音がかなり大きく入っていますが、澄み切った歌声をしっかり聴き取れます。
 フルコーラスで放送するかどうかは明日の朝の、番組との短い話し合いで決めます。

 故郷、ふるさとの歌詞のひとことひとことのすべてが、どれほどに、硫黄島に取り残されたままの英霊のみなさまの耳に染み入るか、想像に余りあるものがあって、胸を突かれます。

兎追いしかの山
小鮒釣りしかの川
夢は今もめぐりて
忘れがたき故郷

如何にいます 父母
恙なしや 友がき
雨に風につけても
思いいずる故郷

こころざしをはたして
いつの日にか帰らん
山はあおき故郷
水は清き故郷

(高野辰之作詞、岡野貞一作曲。文部省唱歌)

 また、 里の秋は、「しずかな しずかな 里の秋」という冒頭だけでも、苛酷な熱に苦しむ硫黄の島にいらっしゃる英霊にとっては、どれほどか望郷の念が募るだろうかと、いつも考えます。
 しかも、この童謡は、ほんとうは単に秋を歌ったのではなくて、南の島の戦地にいる父の帰りを、母と共に待つ歌ですね。

 なんということでしょうか。
 そして、ふたつの歌に共通するのは、望郷に加えて、母への想いです。