12年の与野党合意に基づく社会保障・税一体改革では、消費税5%からの引き上げ分は
全て社会保障に充てることになっている。
しかし、10%への引き上げ時に、子育てや介護などを充実させるための財源に回るのは、
このうち1%分(約2.8兆円)にとどまる。残る4%分(約11.2兆円)は、社会保障制度を安定
化させるためとして、実際には国の借金返済などに充てられる。

14年4月の8%への引き上げ後の政府予算もおおむねこの配分で組まれており、首相は
「増えた税収の8割を借金返済に使われた」と周囲に不満を漏らしてきた。
(読売新聞)