「僕のこと抱・・・いてくださ・・・い・・・」
デカキンは目に涙を溜めていた。
「僕・・・4年前・・・いや・・・5年前から・・・ずっとヒカキンさんのこと見てて・・・。
アンファーのCM見た時から、この人好きだ、って運命感じちゃって・・・。
へへ、馬鹿ですよね。僕なんて、ヒカキンさんにとったらモノマネ芸人の一人でしかないのに・・・。」

ヒカキンはデカキンをいじらしく思い、気がついたら彼の両肩に手をまわしていた。
「泣いてくれてうれしいよ。まるおともふ子にプレゼントまでしてくれて。ありがとう。」

「いや・・・でも・・・僕、ヒカキンさんへのプレゼントを忘れちゃって。それで・・・ヒカキンさんには
僕を貰ってほしいんです・・・!」

デカキンはぐしゃぐしゃにゃになった顔をヒカキンに押し付けた。