閉店間際のスーパーで半額シールが張られた刺身を物色するれむちゃ
(このマグロの柵はツマに血が染みてて鮮度がヤバそうれむね…漬けにすれば意外とイケるかも)
(こっちの切り落としはサーモン多めれむね…明日のお弁当にする海鮮丼ならこっちもありれむ!)

背後から鮮魚コーナーを通りがかった男女の会話が聞こえる
「今日は何にしよっか?おさかなとかどう?」
「…なんでもいいよ」
「もう!いつもそうなんだから」
「お前が作ってくれる物ならなんだっておいしいって言ってんだよ」
「……!///」

(なんだこのバカップル!?それにしてもこいつら二人ともどこかで聞いたような声してるれむね…)
ガチャガチャ鳴る金属音が気になりながらも後ろを振り向く気にはなれないれむっふだった―――。