カップを傾けゆっくりと一口だけ含み、カチャリとソーサーの上に置いたれむっふ
「深淵は飲まないれむか?」
「今は、ちょっと……あ、そうだクッキー☆動画でも見よっか?新着荒らしが湧いて
なければいいけど」
腰掛けていたベッドから身を起こして、PCの電源を入れようと身を乗り出した深淵
その顔がれむっふの真横に並び、揺れる髪がかすかに香った
(こいつ、最近本当にかわいくなったれむね……)

「……ん゙ぅッ!?」
抱き寄せた深淵の顔を強引にこちらに向け、驚きの声を上げようとしたままの形で
固まったその唇を自分の口で塞ぐ
苦しげな息をついて身をよじりながらも断固として舌の侵入だけは拒み続ける深淵
れむっふを突き飛ばし、息を荒げたまま目元にうっすらと涙をにじませて問う
「どうして、こんな……」
「レディグレイの香りを一緒に味わいたかっただけ……れむよォ?w」

腕を掴んで引き起こした深淵の華奢な体を叩きつけるようにしてベッド上に押し倒す
(思い出すれむねえ……れむも昔、こんな風に竹お姉さまから「女同士の悦び」って
やつを教えられたれむ)
ベッド上でれむっふのどっしりとした下半身にのしかかられた深淵が逃れようともがく
「抵抗してもムダれむよ(インチキくさい中国訛り)」
深淵の体をまさぐっていたれむっふの白魚のようなお手々がスカートの中に潜り込む
「あ、いやッ……そこは、まだしりりくんにだって……」
(いい声で鳴くれむねぇ……どんなVSTプラグインにもこれほど嗜虐心をそそる音源
なんてないれむよ……さすがにしりりくんをたぶらかしただけは、あるれ゙む゙ね゙ッ!)
復讐の喜悦に歪んだれむっふの顔を見上げながら、深淵は声にならない声で叫ぶ
(しりりくん……!助けて!)