「あなたほんと弱っちいですねぇ!それでもタマついてんですかァ!?😎」
小学生時代、俺はいつもこの女に泣かされていた。揺れる緑髪と鈴の音は、いつしか俺にとって暴力と恐怖の象徴になっていた。
それから数年後。彼女は俺の前に再び現れた。
揺れる翡翠のような美しい緑の髪。そしてあの頃よりも少し小さい鈴の、その清楚な音に目と耳が同時に虜になった。
「あ!〇〇くん!?久しぶりだね!!😎」
「あ、ああ……久しぶり……」
彼女は現在ばあちゃる学園という所に通っていて、なんとそこでアイドル活動をしているらしい。かつて"ボス"とまで呼ばれた女が。
衝撃が抜けきれぬまま家に帰り、YouTubeを開き早速確認する。
「おはようございます。神楽すずです。😎」
バイオリンを弾き、車を轢くその姿に、俺の心は惹かれていった。