!extend:none:none:1000:512
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エンタム(ENTUM)に所属するバーチャルYouTuberに関するアンチスレです
─────────────────────────────────
・スレを立てるときは先頭に「!extend:none:none:1000:512」を三行いれよう
・sage進行推奨。E-mail欄(メール欄/メ欄)に半角小文字で「sage」と記入。
・実況は禁止です。実況は実況板へ。
・次スレは>>900以降に立てられる奴が宣言してから立てること。(踏み逃げ/重複防止)
─────────────────────────────────
■荒らしNGワード、正規表現にチェックを入れて登録
文字数制限、長文コピペ荒らし用
(?s).{800}
行数制限、縦書き改行荒らし用
\n(.\n){15,}
安価数制限、大量安価荒らし用
[a-zA-Z0-9]{30}
■YouTube/Twitter
月夜ソラ
https://twitter.com/Sora_Tsukiyo
https://www.you tube.com/channel/UCPwSREC85pZ3_ZW1MbEWf9Q
皆守ひいろ
https://twitter.com/HeroMinamori
https://www.you tube.com/channel/UCuGMkxJA_icuiF01u8f3Y2Q
花野蜜
https://twitter.com/MitsuHanano
https://www.you tube.com/channel/UCuwpvDAYMV0nV98DQk-W9mQ
エンタム(ENTUM)運営Twitter
https://twitter.com/entum_info
※配信予定は各自のツイッターから確認してください
※前スレ
ひぃ散歩828回目
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1547328592/
VIPQ2_EXTDAT: none:none:1000:512:----: EXT was configured
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
探検
ドラゴン桜木の正規表現塾830回目
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
2019/01/13(日) 16:56:49.64
2019/01/13(日) 19:42:54.89
情報商材の金で事業を立ち上げる!?
2019/01/13(日) 19:42:58.89
>>188
タム民が双葉にスレ立ててルールわかんなくて返り討ちされたの知らんのか
タム民が双葉にスレ立ててルールわかんなくて返り討ちされたの知らんのか
2019/01/13(日) 19:43:03.48
2019/01/13(日) 19:43:18.83
>>195
フフッ
フフッ
2019/01/13(日) 19:43:39.52
>>196
草生える
草生える
2019/01/13(日) 19:43:55.79
そもそも知らんわ
2019/01/13(日) 19:45:16.72
試しに双葉のvtuber板にでもタムスレ立ててみる?
今見たらENTUM関係のスレはほちょ宮しかないみたいだし
ちなみにマール氏のスレはあるのにアカリのスレは立ってなかった
今見たらENTUM関係のスレはほちょ宮しかないみたいだし
ちなみにマール氏のスレはあるのにアカリのスレは立ってなかった
2019/01/13(日) 19:45:17.11
2019/01/13(日) 19:45:19.24
ゴミ溜めだから5chから出られないんだぞ
2019/01/13(日) 19:45:22.72
ここでいいか
2019/01/13(日) 19:45:25.32
>>197
追ってないからネタ続けられても分からん
追ってないからネタ続けられても分からん
2019/01/13(日) 19:46:02.68
結局年末に建てた双葉なくなったんか
2019/01/13(日) 19:46:04.44
別に俺は双葉でも構わないぞ
2019/01/13(日) 19:46:28.21
2019/01/13(日) 19:46:28.58
ふたばはいもげしかわからん
ふたばでタムスレみたいなやつ見たら間違いなくdel入れるわ
ふたばでタムスレみたいなやつ見たら間違いなくdel入れるわ
2019/01/13(日) 19:46:31.83
2019/01/13(日) 19:46:45.22
まあ双葉いっても純タムと同じになる気もするが
2019/01/13(日) 19:46:56.43
双葉って悪口言えるの?
2019/01/13(日) 19:47:04.70
ちゅめてすると一発でID出そう
2019/01/13(日) 19:47:13.28
>>201
まさにそれをやって浮きまくったんだよ
まさにそれをやって浮きまくったんだよ
2019/01/13(日) 19:47:35.37
>>212
言えない
言えない
2019/01/13(日) 19:47:46.08
>>212
めあだけは可
めあだけは可
2019/01/13(日) 19:47:50.08
悪口言っていい空気なら言える
同調圧力が全て
同調圧力が全て
2019/01/13(日) 19:48:11.91
2019/01/13(日) 19:48:16.83
言葉選んで書き込まれてるのみて無理だと思った
2019/01/13(日) 19:48:25.27
ハジメ信者みたいなのがポエムしすぎて煙たがられてるのは見た
2019/01/13(日) 19:48:26.56
>>217
すげえ息苦しそうなんだが
すげえ息苦しそうなんだが
2019/01/13(日) 19:48:27.88
ピリッとさん殴っても許される?
2019/01/13(日) 19:49:04.54
だいたい5chから出ていくようなやつはもうとっくに出ていった後だ
2019/01/13(日) 19:49:23.45
>>222
ハイdelン
ハイdelン
2019/01/13(日) 19:49:41.26
今日はドル部に勝てそうか?
2019/01/13(日) 19:49:43.25
この業界後輩作るの早過ぎた
先陣がまだやることやってないのに後輩後輩これじゃ終わる
先陣がまだやることやってないのに後輩後輩これじゃ終わる
2019/01/13(日) 19:49:43.57
2019/01/13(日) 19:49:48.92
しかし引退したやついても話題になるのは一瞬ですぐ忘れられるな
優しい世界
優しい世界
2019/01/13(日) 19:50:01.57
わからん・・・
2019/01/13(日) 19:50:14.85
2019/01/13(日) 19:50:19.62
>>217
時々生き残って伸びてるよなそういうスレ
時々生き残って伸びてるよなそういうスレ
2019/01/13(日) 19:50:36.74
>>221
好きなものを素直に褒めてるうちは非常に居心地がいい
好きなものを素直に褒めてるうちは非常に居心地がいい
2019/01/13(日) 19:51:08.35
ふたばは周りと違うこと言うとすぐdelされるからな
仲良しこよしを演じるのに耐えられないと無理
仲良しこよしを演じるのに耐えられないと無理
2019/01/13(日) 19:51:13.93
ここって好きにやりたい奴ばっかだから向いてないんじゃね
あまりにもしつこい話題以外NGないでしょ
あまりにもしつこい話題以外NGないでしょ
2019/01/13(日) 19:51:19.23
双葉はてぇてぇするところ
2019/01/13(日) 19:51:25.36
引退とは名ばかりでどこかで一瞬で転生して投げ銭乞食してるのばっかだから
2019/01/13(日) 19:51:42.25
アカリ棒の出来で叩く対象が変わるからなこのスレ
2019/01/13(日) 19:51:42.98
ピリッとさんがけやき棒でドル部批判してた時も笑い話みたいに扱ってたからなあそこ
2019/01/13(日) 19:52:20.43
ひのきの棒なのでアイドル部とは休戦協定が結ばれてる
2019/01/13(日) 19:52:38.25
E&Eとか言いながら異端を叩く文化
2019/01/13(日) 19:52:40.23
豆とタンバリンがピリッとしたことも豆たちが叙々苑で騒いだ時も触れると怒るからな
2019/01/13(日) 19:52:47.07
桜木みてると声の重要性を感じられるな
教育の場に立つ者はまず発声法からはじめよう
教育の場に立つ者はまず発声法からはじめよう
2019/01/13(日) 19:52:53.15
もうすぐドル部ラッシュ来るぞ
2アカリあるかな?
2アカリあるかな?
2019/01/13(日) 19:52:56.85
今二軍で調整中だしな
アカリ棒は
アカリ棒は
2019/01/13(日) 19:53:05.77
Vチューバー板が必死に勢い競っててちょっとおもしろい
2019/01/13(日) 19:53:14.66
まじかよP&G最低だな
2019/01/13(日) 19:53:22.32
つか他所に文化そのままで植民地立てようってそら排除されるよ
ガイジじゃん
ガイジじゃん
2019/01/13(日) 19:53:33.92
>>241
なんか有りスレの強化版みたいだな
なんか有りスレの強化版みたいだな
2019/01/13(日) 19:54:06.57
2019/01/13(日) 19:54:07.11
ふたばでID出されたらこっちでアホが愚痴る
これがワンセット
これがワンセット
2019/01/13(日) 19:54:17.66
>>240
Expulsion&Exclusiveだぞ
Expulsion&Exclusiveだぞ
2019/01/13(日) 19:54:18.15
3600とか非武装も同然だから
2019/01/13(日) 19:54:30.41
2019/01/13(日) 19:54:42.36
ルキロキ短い広告にしてるから良いな
2019/01/13(日) 19:55:06.17
3600で何が出来るっていうんだ!
2019/01/13(日) 19:55:08.06
アカリ棒は平和の象徴
2019/01/13(日) 19:55:12.70
アンチに疲れた時に行ったけど過疎過ぎてつらい
2019/01/13(日) 19:55:31.18
2019/01/13(日) 19:55:32.14
ルキロキってアズリムの後輩だっけ?
2019/01/13(日) 19:55:48.03
シロプレミアは初回だし3アカリ行きそう
2019/01/13(日) 19:55:59.05
2019/01/13(日) 19:56:06.85
ねるちゃんねぇ!うんちしたくなってきた!
2019/01/13(日) 19:56:35.05
緑眼鏡配信忘れてないか?
2019/01/13(日) 19:56:40.73
>>250
ふたば中心主義者のこういう夜郎自大さほちょに嫌い
ふたば中心主義者のこういう夜郎自大さほちょに嫌い
2019/01/13(日) 19:56:42.56
>>258
さっきどっかのスレでタムスレにやるよって言われてたスレだな
さっきどっかのスレでタムスレにやるよって言われてたスレだな
2019/01/13(日) 19:56:45.29
>>258
避難所にしていいぞ
避難所にしていいぞ
2019/01/13(日) 19:57:00.62
同接一桁貼るのやめろって言ってんだろ!
2019/01/13(日) 19:57:58.33
罠か
踏まんでよかった
踏まんでよかった
2019/01/13(日) 19:58:28.44
低い同接見ると
カラ元気のアカリ思い出して悲しくなるんだ
・・・悔しいね
カラ元気のアカリ思い出して悲しくなるんだ
・・・悔しいね
2019/01/13(日) 19:58:36.51
一瞬人が増えて喜ぶ底辺の気持ちを考えたことがあるか?
2019/01/13(日) 19:58:37.64
2019/01/13(日) 19:58:38.00
そんなことよりおほほいスレが6スレ目に行ってるんだ😥
2019/01/13(日) 19:58:46.04
2019/01/13(日) 19:58:51.52
緑眼鏡マイクラか
2019/01/13(日) 19:58:57.60
2019/01/13(日) 19:59:07.12
>>272
あそこってちゅめてとじゅるるはしていいの?
あそこってちゅめてとじゅるるはしていいの?
2019/01/13(日) 19:59:11.54
>>263
出来たぞ
出来たぞ
278名無しさん@お腹いっぱい。
2019/01/13(日) 19:59:16.18 a4708
2019/01/13(日) 19:59:16.62
【リモコンマイクラ#2】コメント頼りのマイクラ生活【アイドル部】
https://www.youtube.com/watch?v=txwFJ-OIDEU
https://www.youtube.com/watch?v=txwFJ-OIDEU
2019/01/13(日) 19:59:32.50
>>273
かんないて草
かんないて草
2019/01/13(日) 19:59:35.10
>>273
やばすぎて草
やばすぎて草
2019/01/13(日) 19:59:40.59
>>273
最終処分場かよ
最終処分場かよ
2019/01/13(日) 19:59:42.85
>>273
かんなちゃん…
かんなちゃん…
284名無しさん@お腹いっぱい。
2019/01/13(日) 19:59:49.40 >>946
落々々と申して、殆ど歯せぬばかりに申しておりますが、私達の恋はそんなに不真面目なもので御座いましょ
うか。それに、家の門地々々と申しますが、私は恋を父母の都合によって致すような旧式の女でないことは先
生もお許し下さるでしょう。先生、私は決心致しました。昨日上野図書館で女の見習生が入用だという広告が
ありましたから、応じてみようと思います。二人して一生懸命に働きましたら、まさかに餓えるようなことも
御座いますまい。先生のお家にこうして居ますればこそ、先生にも奥様にも御心配を懸けて済まぬので御座い
ます。どうか先生、私の決心をお許し下さい。芳子先生 おんもとへ 恋の力は遂に二人を深い惑溺の淵に沈
めたのである。時雄はもうこうしてはおかれぬと思った。時雄が芳子の歓心を得る為めに取った「温情の保護
者」としての態度を考えた。備中の父親に寄せた手紙、その手紙には、極力二人の恋を庇保して、どうしても
この恋を許して貰わねばならぬという主旨であった。時雄は父母の到底これを承知せぬことを知っていた。寧
ろ父母の極力反対することを希望していた。父母は果して極力反対して来た。言うことを聞かぬなら勘当する
とまで言って来た。二人はまさに受くべき恋の報酬を受けた。時雄は芳子の為めに飽まで弁明し、汚れた目的
の為めに行われたる恋でないことを言い、父母の中一人、是非出京してこの問題を解決して貰いたいと言い送
った。けれど故郷の父母は、監督なる時雄がそういう主張であるのと、到底その口から許可することが出来ぬ
のとで、上京しても無駄であると云って出て来なかった。 時雄は今、芳子の手紙に対して考えた。 二人の
状態は最早一刻も猶予すべからざるものとなっている。時雄の監督を離れて二人一緒に暮したいという大胆な
言葉、その言葉の中には警戒すべき分子の多いのを思った。いや、既に一歩を進めているかも知れぬと思った
。又一面にはこれほどその為めに尽力しているのに、その好意を無にして、こういう決心をするとは義理知ら
ず、情知らず、勝手にするが好いとまで激した。 時雄は胸の轟きを静める為め、月朧なる利根川の堤の上を
散歩した。月が暈を帯びた夜は冬ながらやや暖かく、土手下の家々の窓には平和な燈火が静かに輝いていた。
5ff6544e9f
漲り渡った。 酔は既に醒めた。夜露は置始めた。 土手三番町の家の前に来た。 覗いてみたが、芳子の室
に燈火の光が見えぬ。まだ帰って来ぬとみえる。時雄の胸はまた燃えた。この夜、この暗い夜に恋しい男と二
人! 何をしているか解らぬ。こういう常識を欠いた行為を敢てして、神聖なる恋とは何事? 汚れたる行為
の無いのを弁明するとは何事? すぐ家に入ろうとしたが、まだ当人が帰っておらぬのに上っても為方が無い
と思って、その前を真直に通り抜けた。女と摩違う度に、芳子ではないかと顔を覗きつつ歩いた。土手の上、
松の木蔭、街道の曲り角、往来の人に怪まるるまで彼方此方を徘徊した。もう九時、十時に近い。いかに夏の
夜であるからと言って、そう遅くまで出歩いている筈が無い。もう帰ったに相違ないと思って、引返して姉の
家に行ったが、矢張りまだ帰っていない。 時雄は家に入った。 奥の六畳に通るや否、「芳さんはどうしま
した?」 その答より何より、姉は時雄の着物に夥しく泥の着いているのに驚いて、「まア、どうしたんです
、時雄さん」 明かな洋燈の光で見ると、なるほど、白地の浴衣に、肩、膝、腰の嫌いなく、夥しい泥痕!「
何アに、其処でちょっと転んだものだから」「だッて、肩まで粘いているじゃありませんか。また、酔ッぱら
ったんでしょう」「何アに……」 と時雄は強いて笑ってまぎらした。 さて時を移さず、「芳さん、何処に
行ったんです」「今朝、ちょっと中野の方にお友達と散歩に行って来ると行って出たきりですがね、もう帰っ
て来るでしょう。何か用?」「え、少し……」と言って、「昨日は帰りは遅かったですか」「いいえ、お友達
を新橋に迎えに行くんだって、四時過に出かけて、八時頃に帰って来ましたよ」 時雄の顔を見て、「どうか
したのですの?」「何アに……けれどねえ姉さん」と時雄の声は改まった。「実は姉さんにおまかせしておい
ても、この間の京都のようなことが又あると困るですから、芳子を私の家において、十分監督しようと思うん
ですがね」「そう、それは好いですよ。本当に芳子さんはああいうしっかり者だから、私みたいな無教育のも
のでは……」「いや、そういう訳でも無いですがね。余り自由にさせ過ぎても、却って当人の為にならんです
から、一つ家に置いて、十分監督してみようと思うんです」「それが好いですよ。本当に、芳子さんにもね…
落々々と申して、殆ど歯せぬばかりに申しておりますが、私達の恋はそんなに不真面目なもので御座いましょ
うか。それに、家の門地々々と申しますが、私は恋を父母の都合によって致すような旧式の女でないことは先
生もお許し下さるでしょう。先生、私は決心致しました。昨日上野図書館で女の見習生が入用だという広告が
ありましたから、応じてみようと思います。二人して一生懸命に働きましたら、まさかに餓えるようなことも
御座いますまい。先生のお家にこうして居ますればこそ、先生にも奥様にも御心配を懸けて済まぬので御座い
ます。どうか先生、私の決心をお許し下さい。芳子先生 おんもとへ 恋の力は遂に二人を深い惑溺の淵に沈
めたのである。時雄はもうこうしてはおかれぬと思った。時雄が芳子の歓心を得る為めに取った「温情の保護
者」としての態度を考えた。備中の父親に寄せた手紙、その手紙には、極力二人の恋を庇保して、どうしても
この恋を許して貰わねばならぬという主旨であった。時雄は父母の到底これを承知せぬことを知っていた。寧
ろ父母の極力反対することを希望していた。父母は果して極力反対して来た。言うことを聞かぬなら勘当する
とまで言って来た。二人はまさに受くべき恋の報酬を受けた。時雄は芳子の為めに飽まで弁明し、汚れた目的
の為めに行われたる恋でないことを言い、父母の中一人、是非出京してこの問題を解決して貰いたいと言い送
った。けれど故郷の父母は、監督なる時雄がそういう主張であるのと、到底その口から許可することが出来ぬ
のとで、上京しても無駄であると云って出て来なかった。 時雄は今、芳子の手紙に対して考えた。 二人の
状態は最早一刻も猶予すべからざるものとなっている。時雄の監督を離れて二人一緒に暮したいという大胆な
言葉、その言葉の中には警戒すべき分子の多いのを思った。いや、既に一歩を進めているかも知れぬと思った
。又一面にはこれほどその為めに尽力しているのに、その好意を無にして、こういう決心をするとは義理知ら
ず、情知らず、勝手にするが好いとまで激した。 時雄は胸の轟きを静める為め、月朧なる利根川の堤の上を
散歩した。月が暈を帯びた夜は冬ながらやや暖かく、土手下の家々の窓には平和な燈火が静かに輝いていた。
5ff6544e9f
漲り渡った。 酔は既に醒めた。夜露は置始めた。 土手三番町の家の前に来た。 覗いてみたが、芳子の室
に燈火の光が見えぬ。まだ帰って来ぬとみえる。時雄の胸はまた燃えた。この夜、この暗い夜に恋しい男と二
人! 何をしているか解らぬ。こういう常識を欠いた行為を敢てして、神聖なる恋とは何事? 汚れたる行為
の無いのを弁明するとは何事? すぐ家に入ろうとしたが、まだ当人が帰っておらぬのに上っても為方が無い
と思って、その前を真直に通り抜けた。女と摩違う度に、芳子ではないかと顔を覗きつつ歩いた。土手の上、
松の木蔭、街道の曲り角、往来の人に怪まるるまで彼方此方を徘徊した。もう九時、十時に近い。いかに夏の
夜であるからと言って、そう遅くまで出歩いている筈が無い。もう帰ったに相違ないと思って、引返して姉の
家に行ったが、矢張りまだ帰っていない。 時雄は家に入った。 奥の六畳に通るや否、「芳さんはどうしま
した?」 その答より何より、姉は時雄の着物に夥しく泥の着いているのに驚いて、「まア、どうしたんです
、時雄さん」 明かな洋燈の光で見ると、なるほど、白地の浴衣に、肩、膝、腰の嫌いなく、夥しい泥痕!「
何アに、其処でちょっと転んだものだから」「だッて、肩まで粘いているじゃありませんか。また、酔ッぱら
ったんでしょう」「何アに……」 と時雄は強いて笑ってまぎらした。 さて時を移さず、「芳さん、何処に
行ったんです」「今朝、ちょっと中野の方にお友達と散歩に行って来ると行って出たきりですがね、もう帰っ
て来るでしょう。何か用?」「え、少し……」と言って、「昨日は帰りは遅かったですか」「いいえ、お友達
を新橋に迎えに行くんだって、四時過に出かけて、八時頃に帰って来ましたよ」 時雄の顔を見て、「どうか
したのですの?」「何アに……けれどねえ姉さん」と時雄の声は改まった。「実は姉さんにおまかせしておい
ても、この間の京都のようなことが又あると困るですから、芳子を私の家において、十分監督しようと思うん
ですがね」「そう、それは好いですよ。本当に芳子さんはああいうしっかり者だから、私みたいな無教育のも
のでは……」「いや、そういう訳でも無いですがね。余り自由にさせ過ぎても、却って当人の為にならんです
から、一つ家に置いて、十分監督してみようと思うんです」「それが好いですよ。本当に、芳子さんにもね…
2019/01/13(日) 19:59:52.25
>>273
かんちゃん頑張ってるじゃん
かんちゃん頑張ってるじゃん
2019/01/13(日) 19:59:54.32
>>276
この際ええやろ
この際ええやろ
2019/01/13(日) 20:00:00.01
昨日のDJアカリとか下ネタなんて一切使わずめちゃくちゃ盛り上げてたらしいのになんでvtuber絡むとああなるんだろう
2019/01/13(日) 20:00:01.78
かんなも業界に受け入れられてきてて嬉しいんだ
289名無しさん@お腹いっぱい。
2019/01/13(日) 20:00:06.53 >>323
ももう言わなくなった。徳利に酒が無くなると、只、酒、酒と言うばかりだ。そしてこれをぐいぐいと呷る。
気の弱い下女はどうしたことかと呆れて見ておった。男の児の五歳になるのを始めは頻りに可愛がって抱いた
り撫でたり接吻したりしていたが、どうしたはずみでか泣出したのに腹を立てて、ピシャピシャとその尻を乱
打したので、三人の子供は怖がって、遠巻にして、平生に似もやらぬ父親の赤く酔った顔を不思議そうに見て
いた。一升近く飲んでそのまま其処に酔倒れて、お膳の筋斗がえりを打つのにも頓着しなかったが、やがて不
思議なだらだらした節で、十年も前にはやった幼稚な新体詩を歌い出した。君が門辺をさまよふは巷の塵を吹
き立つる嵐のみとやおぼすらん。その嵐よりいやあれにその塵よりも乱れたる恋のかばねを暁の 歌を半ばに
して、細君の被けた蒲団を着たまま、すっくと立上って、座敷の方へ小山の如く動いて行った。何処へ? 何
処へいらっしゃるんです? と細君は気が気でなくその後を追って行ったが、それにも関わず、蒲団を着たま
ま、厠の中に入ろうとした。細君は慌てて、「貴郎、貴郎、酔っぱらってはいやですよ。そこは手水場ですよ
」 突如蒲団を後から引いたので、蒲団は厠の入口で細君の手に残った。時雄はふらふらと危く小便をしてい
たが、それがすむと、突如※(「革+堂」、第3水準1-93-80)と厠の中に横に寝てしまった。細君が
汚がって頻りに揺ったり何かしたが、時雄は動こうとも立とうとも為ない。そうかと云って眠ったのではなく
、赤土のような顔に大きい鋭い目を明いて、戸外に降り頻る雨をじっと見ていた。 時雄は例刻をてくてくと
牛込矢来町の自宅に帰って来た。 渠は三日間、その苦悶と戦った。渠は性として惑溺することが出来ぬ或る
一種の力を有っている。この力の為めに支配されるのを常に口惜しく思っているのではあるが、それでもいつ
か負けて了う。征服されて了う。これが為め渠はいつも運命の圏外に立って苦しい味を嘗めさせられるが、世
間からは正しい人、信頼するに足る人と信じられている。三日間の苦しい煩悶、これでとにかく渠はその前途
を見た。二人の間の関係は一段落を告げた。これからは、師としての責任を尽して、わが愛する女の幸福の為
32fa57aa17
ったんでしょう」「何アに……」 と時雄は強いて笑ってまぎらした。 さて時を移さず、「芳さん、何処に
行ったんです」「今朝、ちょっと中野の方にお友達と散歩に行って来ると行って出たきりですがね、もう帰っ
て来るでしょう。何か用?」「え、少し……」と言って、「昨日は帰りは遅かったですか」「いいえ、お友達
を新橋に迎えに行くんだって、四時過に出かけて、八時頃に帰って来ましたよ」 時雄の顔を見て、「どうか
したのですの?」「何アに……けれどねえ姉さん」と時雄の声は改まった。「実は姉さんにおまかせしておい
ても、この間の京都のようなことが又あると困るですから、芳子を私の家において、十分監督しようと思うん
ですがね」「そう、それは好いですよ。本当に芳子さんはああいうしっかり者だから、私みたいな無教育のも
のでは……」「いや、そういう訳でも無いですがね。余り自由にさせ過ぎても、却って当人の為にならんです
から、一つ家に置いて、十分監督してみようと思うんです」「それが好いですよ。本当に、芳子さんにもね…
…何処と悪いことのない、発明な、利口な、今の世には珍らしい方ですけれど、一つ悪いことがあってね、男
の友達と平気で夜歩いたりなんかするんですからね。それさえ止すと好いんだけれどとよく言うのですの。す
ると芳子さんはまた小母さんの旧弊が始まったって、笑っているんだもの。いつかなぞも余り男と一緒に歩い
たり何かするものだから、角の交番でね、不審にしてね、角袖巡査が家の前に立っていたことがあったと云い
ますよ。それはそんなことは無いんだから、構いはしませんけどもね……」「それはいつのことです?」「昨
年の暮でしたかね」「どうもハイカラ過ぎて困る」と時雄は言ったが、時計の針の既に十時半の処を指すのを
見て、「それにしてもどうしたんだろう。若い身空で、こう遅くまで一人で出て歩くと言うのは?」「もう帰
って来ますよ」「こんなことは幾度もあるんですか」「いいえ、滅多にありはしませんよ。夏の夜だから、ま
だ宵の口位に思って歩いているんですよ」 姉は話しながら裁縫の針を止めぬのである。前に鴨脚の大きい裁
物板が据えられて、彩絹の裁片や糸や鋏やが順序なく四面に乱れている。女物の美しい色に、洋燈の光が明か
に照り渡った。九月中旬の夜は更けて、稍々肌寒く、裏の土手下を甲武の貨物汽車がすさまじい地響を立てて
ももう言わなくなった。徳利に酒が無くなると、只、酒、酒と言うばかりだ。そしてこれをぐいぐいと呷る。
気の弱い下女はどうしたことかと呆れて見ておった。男の児の五歳になるのを始めは頻りに可愛がって抱いた
り撫でたり接吻したりしていたが、どうしたはずみでか泣出したのに腹を立てて、ピシャピシャとその尻を乱
打したので、三人の子供は怖がって、遠巻にして、平生に似もやらぬ父親の赤く酔った顔を不思議そうに見て
いた。一升近く飲んでそのまま其処に酔倒れて、お膳の筋斗がえりを打つのにも頓着しなかったが、やがて不
思議なだらだらした節で、十年も前にはやった幼稚な新体詩を歌い出した。君が門辺をさまよふは巷の塵を吹
き立つる嵐のみとやおぼすらん。その嵐よりいやあれにその塵よりも乱れたる恋のかばねを暁の 歌を半ばに
して、細君の被けた蒲団を着たまま、すっくと立上って、座敷の方へ小山の如く動いて行った。何処へ? 何
処へいらっしゃるんです? と細君は気が気でなくその後を追って行ったが、それにも関わず、蒲団を着たま
ま、厠の中に入ろうとした。細君は慌てて、「貴郎、貴郎、酔っぱらってはいやですよ。そこは手水場ですよ
」 突如蒲団を後から引いたので、蒲団は厠の入口で細君の手に残った。時雄はふらふらと危く小便をしてい
たが、それがすむと、突如※(「革+堂」、第3水準1-93-80)と厠の中に横に寝てしまった。細君が
汚がって頻りに揺ったり何かしたが、時雄は動こうとも立とうとも為ない。そうかと云って眠ったのではなく
、赤土のような顔に大きい鋭い目を明いて、戸外に降り頻る雨をじっと見ていた。 時雄は例刻をてくてくと
牛込矢来町の自宅に帰って来た。 渠は三日間、その苦悶と戦った。渠は性として惑溺することが出来ぬ或る
一種の力を有っている。この力の為めに支配されるのを常に口惜しく思っているのではあるが、それでもいつ
か負けて了う。征服されて了う。これが為め渠はいつも運命の圏外に立って苦しい味を嘗めさせられるが、世
間からは正しい人、信頼するに足る人と信じられている。三日間の苦しい煩悶、これでとにかく渠はその前途
を見た。二人の間の関係は一段落を告げた。これからは、師としての責任を尽して、わが愛する女の幸福の為
32fa57aa17
ったんでしょう」「何アに……」 と時雄は強いて笑ってまぎらした。 さて時を移さず、「芳さん、何処に
行ったんです」「今朝、ちょっと中野の方にお友達と散歩に行って来ると行って出たきりですがね、もう帰っ
て来るでしょう。何か用?」「え、少し……」と言って、「昨日は帰りは遅かったですか」「いいえ、お友達
を新橋に迎えに行くんだって、四時過に出かけて、八時頃に帰って来ましたよ」 時雄の顔を見て、「どうか
したのですの?」「何アに……けれどねえ姉さん」と時雄の声は改まった。「実は姉さんにおまかせしておい
ても、この間の京都のようなことが又あると困るですから、芳子を私の家において、十分監督しようと思うん
ですがね」「そう、それは好いですよ。本当に芳子さんはああいうしっかり者だから、私みたいな無教育のも
のでは……」「いや、そういう訳でも無いですがね。余り自由にさせ過ぎても、却って当人の為にならんです
から、一つ家に置いて、十分監督してみようと思うんです」「それが好いですよ。本当に、芳子さんにもね…
…何処と悪いことのない、発明な、利口な、今の世には珍らしい方ですけれど、一つ悪いことがあってね、男
の友達と平気で夜歩いたりなんかするんですからね。それさえ止すと好いんだけれどとよく言うのですの。す
ると芳子さんはまた小母さんの旧弊が始まったって、笑っているんだもの。いつかなぞも余り男と一緒に歩い
たり何かするものだから、角の交番でね、不審にしてね、角袖巡査が家の前に立っていたことがあったと云い
ますよ。それはそんなことは無いんだから、構いはしませんけどもね……」「それはいつのことです?」「昨
年の暮でしたかね」「どうもハイカラ過ぎて困る」と時雄は言ったが、時計の針の既に十時半の処を指すのを
見て、「それにしてもどうしたんだろう。若い身空で、こう遅くまで一人で出て歩くと言うのは?」「もう帰
って来ますよ」「こんなことは幾度もあるんですか」「いいえ、滅多にありはしませんよ。夏の夜だから、ま
だ宵の口位に思って歩いているんですよ」 姉は話しながら裁縫の針を止めぬのである。前に鴨脚の大きい裁
物板が据えられて、彩絹の裁片や糸や鋏やが順序なく四面に乱れている。女物の美しい色に、洋燈の光が明か
に照り渡った。九月中旬の夜は更けて、稍々肌寒く、裏の土手下を甲武の貨物汽車がすさまじい地響を立てて
2019/01/13(日) 20:00:11.75
>>273
掃き溜め
掃き溜め
2019/01/13(日) 20:00:13.85
>>273
パンディまたこんなとこで遊んでんのかよ
パンディまたこんなとこで遊んでんのかよ
2019/01/13(日) 20:00:20.68
>>273
これはゴミ処理場
これはゴミ処理場
293名無しさん@お腹いっぱい。
2019/01/13(日) 20:00:24.08 >>840
燈を見た。 机の上にはモウパッサンの「死よりも強し」が開かれてあった。 二三日経って後、時雄は例刻
に社から帰って火鉢の前に坐ると、細君が小声で、「今日来てよ」「誰が」「二階の……そら芳子さんの好い
人」 細君は笑った。「そうか……」「今日一時頃、御免なさいと玄関に来た人があるですから、私が出て見
ると、顔の丸い、絣の羽織を着た、白縞の袴を穿いた書生さんが居るじゃありませんか。また、原稿でも持っ
て来た書生さんかと思ったら、横山さんは此方においでですかと言うじゃありませんか。はて、不思議だと思
ったけれど、名を聞きますと、田中……。はア、それでその人だナと思ったんですよ。厭な人ねえ、あんな人
を、あんな書生さんを恋人にしないたッて、いくらも好いのがあるでしょうに。芳子さんは余程物好きね。あ
れじゃとても望みはありませんよ」「それでどうした?」「芳子さんは嬉しいんでしょうけど、何だか極りが
悪そうでしたよ。私がお茶を持って行って上げると、芳子さんは机の前に坐っている。その前にその人が居て
、今まで何か話していたのを急に止して黙ってしまった。私は変だからすぐ下りて来たですがね、……何だか
変ね、……今の若い人はよくああいうことが出来てね、私のその頃には男に見られるのすら恥かしくって恥か
しくって為方がなかったものですのに……」「時代が違うからナ」「いくら時代が違っても、余り新派過ぎる
と思いましたよ。堕落書生と同じですからね。それゃうわべが似ているだけで、心はそんなことはないでしょ
うけれど、何だか変ですよ」「そんなことはどうでも好い。それでどうした?」「お鶴(下女)が行って上げ
ると言うのに、好いと言って、御自分で出かけて、餅菓子と焼芋を買って来て、御馳走してよ。……お鶴も笑
っていましたよ。お湯をさしに上ると、二人でお旨しそうにおさつを食べているところでしたッて……」 時
雄も笑わざるを得なかった。 細君は猶語り続いだ。「そして随分長く高い声で話していましたよ。議論みた
いなことも言って、芳子さんもなかなか負けない様子でした」「そしていつ帰った?」「もう少し以前」「芳
子は居るか」「いいえ、路が分からないから、一緒に其処まで送って行って来るッて出懸けて行ったんですよ
bd5514fb9f
て、黙って姉の方に押遣った。「何ですか……お土産? いつもお気の毒ね?」「いいえ、私も召上るんです
もの」 と芳子は快活に言った。そして次の間へ行こうとしたのを、無理に洋燈の明るい眩しい居間の一隅に
坐らせた。美しい姿、当世流の庇髪、派手なネルにオリイヴ色の夏帯を形よく緊めて、少し斜に坐った艶やか
さ。時雄はその姿と相対して、一種状すべからざる満足を胸に感じ、今までの煩悶と苦痛とを半ば忘れて了っ
た。有力な敵があっても、その恋人をだに占領すれば、それで心の安まるのは恋する者の常態である。「大変
に遅くなって了って……」 いかにも遣瀬ないというように微かに弁解した。「中野へ散歩に行ったッて?」
時雄は突如として問うた。「ええ……」芳子は時雄の顔色をまたちらりと見た。 姉は茶を淹れる。土産の
包を開くと、姉の好きな好きなシュウクリーム。これはマアお旨しいと姉の声。で、暫く一座はそれに気を取
られた。 少時してから、芳子が、「先生、私の帰るのを待っていて下さったの?」「ええ、ええ、一時間半
位待ったのよ」 と姉が傍から言った。 で、その話が出て、都合さえよくば今夜からでも――荷物は後から
でも好いから――一緒に伴れて行く積りで来たということを話した。芳子は下を向いて、点頭いて聞いていた
。無論、その胸には一種の圧迫を感じたに相違ないけれど、芳子の心にしては、絶対に信頼して――今回の恋
のことにも全心を挙げて同情してくれた師の家に行って住むことは別に甚しい苦痛でも無かった。寧ろ以前か
らこの昔風の家に同居しているのを不快に思って、出来るならば、初めのように先生の家にと願っていたので
あるから、今の場合でなければ、かえって大に喜んだのであろうに…… 時雄は一刻も早くその恋人のことを
聞糺したかった。今、その男は何処にいる? 何時京都に帰るか? これは時雄に取っては実に重大な問題で
あった。けれど何も知らぬ姉の前で、打明けて問う訳にも行かぬので、この夜は露ほどもそのことを口に出さ
なかった。一座は平凡な物語に更けた。 今夜にもと時雄の言出したのを、だって、もう十二時だ、明日にし
た方が宜かろうとの姉の注意。で、時雄は一人で牛込に帰ろうとしたが、どうも不安心で為方がないような気
がしたので、夜の更けたのを口実に、姉の家に泊って、明朝早く一緒に行くことにした。 芳子は八畳に、時
燈を見た。 机の上にはモウパッサンの「死よりも強し」が開かれてあった。 二三日経って後、時雄は例刻
に社から帰って火鉢の前に坐ると、細君が小声で、「今日来てよ」「誰が」「二階の……そら芳子さんの好い
人」 細君は笑った。「そうか……」「今日一時頃、御免なさいと玄関に来た人があるですから、私が出て見
ると、顔の丸い、絣の羽織を着た、白縞の袴を穿いた書生さんが居るじゃありませんか。また、原稿でも持っ
て来た書生さんかと思ったら、横山さんは此方においでですかと言うじゃありませんか。はて、不思議だと思
ったけれど、名を聞きますと、田中……。はア、それでその人だナと思ったんですよ。厭な人ねえ、あんな人
を、あんな書生さんを恋人にしないたッて、いくらも好いのがあるでしょうに。芳子さんは余程物好きね。あ
れじゃとても望みはありませんよ」「それでどうした?」「芳子さんは嬉しいんでしょうけど、何だか極りが
悪そうでしたよ。私がお茶を持って行って上げると、芳子さんは机の前に坐っている。その前にその人が居て
、今まで何か話していたのを急に止して黙ってしまった。私は変だからすぐ下りて来たですがね、……何だか
変ね、……今の若い人はよくああいうことが出来てね、私のその頃には男に見られるのすら恥かしくって恥か
しくって為方がなかったものですのに……」「時代が違うからナ」「いくら時代が違っても、余り新派過ぎる
と思いましたよ。堕落書生と同じですからね。それゃうわべが似ているだけで、心はそんなことはないでしょ
うけれど、何だか変ですよ」「そんなことはどうでも好い。それでどうした?」「お鶴(下女)が行って上げ
ると言うのに、好いと言って、御自分で出かけて、餅菓子と焼芋を買って来て、御馳走してよ。……お鶴も笑
っていましたよ。お湯をさしに上ると、二人でお旨しそうにおさつを食べているところでしたッて……」 時
雄も笑わざるを得なかった。 細君は猶語り続いだ。「そして随分長く高い声で話していましたよ。議論みた
いなことも言って、芳子さんもなかなか負けない様子でした」「そしていつ帰った?」「もう少し以前」「芳
子は居るか」「いいえ、路が分からないから、一緒に其処まで送って行って来るッて出懸けて行ったんですよ
bd5514fb9f
て、黙って姉の方に押遣った。「何ですか……お土産? いつもお気の毒ね?」「いいえ、私も召上るんです
もの」 と芳子は快活に言った。そして次の間へ行こうとしたのを、無理に洋燈の明るい眩しい居間の一隅に
坐らせた。美しい姿、当世流の庇髪、派手なネルにオリイヴ色の夏帯を形よく緊めて、少し斜に坐った艶やか
さ。時雄はその姿と相対して、一種状すべからざる満足を胸に感じ、今までの煩悶と苦痛とを半ば忘れて了っ
た。有力な敵があっても、その恋人をだに占領すれば、それで心の安まるのは恋する者の常態である。「大変
に遅くなって了って……」 いかにも遣瀬ないというように微かに弁解した。「中野へ散歩に行ったッて?」
時雄は突如として問うた。「ええ……」芳子は時雄の顔色をまたちらりと見た。 姉は茶を淹れる。土産の
包を開くと、姉の好きな好きなシュウクリーム。これはマアお旨しいと姉の声。で、暫く一座はそれに気を取
られた。 少時してから、芳子が、「先生、私の帰るのを待っていて下さったの?」「ええ、ええ、一時間半
位待ったのよ」 と姉が傍から言った。 で、その話が出て、都合さえよくば今夜からでも――荷物は後から
でも好いから――一緒に伴れて行く積りで来たということを話した。芳子は下を向いて、点頭いて聞いていた
。無論、その胸には一種の圧迫を感じたに相違ないけれど、芳子の心にしては、絶対に信頼して――今回の恋
のことにも全心を挙げて同情してくれた師の家に行って住むことは別に甚しい苦痛でも無かった。寧ろ以前か
らこの昔風の家に同居しているのを不快に思って、出来るならば、初めのように先生の家にと願っていたので
あるから、今の場合でなければ、かえって大に喜んだのであろうに…… 時雄は一刻も早くその恋人のことを
聞糺したかった。今、その男は何処にいる? 何時京都に帰るか? これは時雄に取っては実に重大な問題で
あった。けれど何も知らぬ姉の前で、打明けて問う訳にも行かぬので、この夜は露ほどもそのことを口に出さ
なかった。一座は平凡な物語に更けた。 今夜にもと時雄の言出したのを、だって、もう十二時だ、明日にし
た方が宜かろうとの姉の注意。で、時雄は一人で牛込に帰ろうとしたが、どうも不安心で為方がないような気
がしたので、夜の更けたのを口実に、姉の家に泊って、明朝早く一緒に行くことにした。 芳子は八畳に、時
2019/01/13(日) 20:00:26.23
ちゅめて…ちゅめて…とびきり痛い
いやだーいやだーのなのふー
いやだーいやだーのなのふー
2019/01/13(日) 20:00:27.28
https://youtu.be/txwFJ-OIDEU
マイクラはちょっとまずくないか?
マイクラはちょっとまずくないか?
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