【バーチャルBilibiler】湊あくあアンチスレ#361【明治のお友達】

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2019/01/13(日) 11:24:03.21
!extend:none:none:1000:512

ホロライブに所属するVtuberの湊あくあに関するアンチスレです
配信スケジュールはホロライブ公式Twitter、所属メンバーのTwitterで確認

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・スレを立てるときは先頭に「!extend:none:none:1000:512」を三行いれよう
・sage進行推奨。E-mail欄(メール欄/メ欄)に半角小文字で「sage」と記入。
・次スレは>>950が立てること。無理ならば代理人を指名するか踏まないこと。
────────────────────────────────────

■前スレ
【バーチャルBilibiler】湊あくあアンチスレ#360【ホロライブ/hololive】
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1547337858/
VIPQ2_EXTDAT: none:none:1000:512:----: EXT was configured
2019/01/13(日) 13:35:54.88
>>88
バグってなかった
2019/01/13(日) 13:36:11.07
ゲプランはバグってても信者力で集まるぞ
2019/01/13(日) 13:42:48.60
めいちゃんすこ
https://i.imgur.com/z1IYQdP.jpg
2019/01/13(日) 13:44:11.79
あくあちゃんもすこ
https://i.imgur.com/4ZRRGPL.jpg
2019/01/13(日) 13:47:08.78
ボロがフェミさんに目つけられたってマジ?
2019/01/13(日) 13:49:19.56
シオンさあ…
https://i.imgur.com/CnYM7rf.jpg
2019/01/13(日) 13:50:50.87
>>94
どういう事だよ
2019/01/13(日) 13:53:19.06
休みの日に限って朝ちょこないの辛い
2019/01/13(日) 14:01:13.57
なとりまだポケモンやってたんかw
2019/01/13(日) 14:01:22.83
ぐーたらって今日何してるんだ?
2019/01/13(日) 14:04:16.71
>>91
グロ 奇乳
2019/01/13(日) 14:05:55.97
>>98
ハロワ行ってる
2019/01/13(日) 14:06:08.49
デビュー一週間未満のエロ絵はもうあるのに
なんではあとのエロ絵は増えないんだよ!!!
2019/01/13(日) 14:07:21.27
麻雀で親方のハズされるあくあ
2019/01/13(日) 14:07:52.56
強すぎるとゲームに呼ばれないんだぁ
2019/01/13(日) 14:08:32.51
https://pbs.twimg.com/media/DwxBNeuVYAEjK38.jpg

あくあ〜😭
2019/01/13(日) 14:08:49.12
パコ余ドタキャンしろ!
2019/01/13(日) 14:08:58.10
ここより勢いあるホロスレある?
2019/01/13(日) 14:09:28.11
>>95
つべ外でのアーカイブ無し長時間配信が多くなってもう追いきれない
2019/01/13(日) 14:09:58.30
>>106
タムスレ
2019/01/13(日) 14:10:24.92
さんきゅ
2019/01/13(日) 14:10:37.77
ホロアンの連投がそろそろ終わるぞ
2019/01/13(日) 14:12:18.13
22日の麻雀相撲部屋2人による稽古か
2019/01/13(日) 14:12:32.81
もるにゃう氏ね
2019/01/13(日) 14:12:47.27
ここはホロと関係ない
相撲スレだぞ
2019/01/13(日) 14:12:51.34
丁度次スレ終わるタイミングでIPスレ立てて根絶やしにしろ
2019/01/13(日) 14:13:35.42
めいあくあてぇてぇ…
2019/01/13(日) 14:14:08.12
ホロアンを終わらせに来た卍
2019/01/13(日) 14:14:35.78
ホロアンで誘導された結果タムアンに爆撃してて草
118名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2019/01/13(日) 14:15:41.01
くこ?
2019/01/13(日) 14:15:44.09
次スレやる時は手動っぽいな
ガチのガイジなんだろうな
2019/01/13(日) 14:16:23.95
真性やろうなあ
2019/01/13(日) 14:16:37.12
親方は4月に10万人にする予定なのか

最近の親方は月に7000〜9000くらい増えてるから
特に何もなければ間に合いそうだな
122名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2019/01/13(日) 14:17:39.27
あくあを仲間外れにするフブキを許すな
2019/01/13(日) 14:18:19.07
🌽白上フブキ@21時VakaTuber
@shirakamifubuki
ホロライブ相撲部屋

そこは…ホロライブ事務所の地下で行われている

薄暗い室内

響く四股踏みの音

時折聞こえるため息、お茶をすする音、不浄負け

どうして…見えないの…モザイクさえしてればいいんじゃないの!?

今はじまる…初心者のざこざこ相撲大会!!!!!

#ホロライブ相撲部屋 あらすじ
2019/01/13(日) 14:18:34.16
あくあはバーチャルビリビラーだし
2019/01/13(日) 14:19:36.33
あくあのバグなおらなそうだね
中華工作チャンネルの末路にふさわしい
2019/01/13(日) 14:19:44.55
>>117
かわいそうw
2019/01/13(日) 14:20:11.37
あくあ底辺堕ちしろ!
2019/01/13(日) 14:20:17.85
ビリビラーとミラティバーしかいないぞ
2019/01/13(日) 14:20:29.33
スレタイ偽装成功したのか?
2019/01/13(日) 14:21:07.60
なとなとえっちだ…
2019/01/13(日) 14:21:08.19
ホロアンの迷子ガイジ貼っとくぞ🙆
0563 名無しさん@お腹いっぱい。 2019/01/12 15:01:01
なんでアンチスレが湊あくあスレになってんの探しにくいわボケ
0573 名無しさん@お腹いっぱい。 2019/01/12 15:03:20
>>568
スレタイのこと言ってんだよ
日本語理解できないガイジかよ
0596 名無しさん@お腹いっぱい。 2019/01/12 15:14:24
>>580
ホロライブアンチスレってスレタイから
あくあアンチスレってスレタイになって探しにくいって言ってんだよ
小さな子供でもわかるように説明したがわかったか?
2019/01/13(日) 14:21:10.47
はねるさんとメアリさんを巻き込めたから実質勝ち
2019/01/13(日) 14:21:18.82
何で誘導するときにありありスレ貼らないの
2019/01/13(日) 14:21:19.88
フラグ立てるな
2019/01/13(日) 14:22:03.69
>>133
貼られてたぞ
2019/01/13(日) 14:22:39.33
シオン専スレあるのに過疎ってる〜
2019/01/13(日) 14:23:41.46
>>132
パトラも巻き込みたかったわ
2019/01/13(日) 14:23:43.21
あくあ着床させたい
2019/01/13(日) 14:24:25.81
俺のちんこをしゃぶれ
2019/01/13(日) 14:24:35.25
お前らが持ち上げてたあくあはどうしちまったんだよ
2019/01/13(日) 14:24:51.87
あくあは俺のちんぽしゃぶってるぞ
2019/01/13(日) 14:25:14.62
>>140
中国に行っちゃったんだ…😭
2019/01/13(日) 14:25:42.99
https://i.imgur.com/WJRO4Ty.jpg
2019/01/13(日) 14:26:03.22
あくあが俺たちを裏切った
だから俺たちもあくあを裏切るんだ
2019/01/13(日) 14:28:28.74
クルー…
2019/01/13(日) 14:30:16.38
https://i.imgur.com/TJJIR8Y.png
2019/01/13(日) 14:30:36.65
中国の投げ銭がやばいんじゃあ
2019/01/13(日) 14:31:22.73
https://i.imgur.com/qXV5nCE.jpg
https://i.imgur.com/2DA5l8m.jpg
2019/01/13(日) 14:31:32.69
>>146
グロ
2019/01/13(日) 14:32:05.74
>>148
クソ馬鹿なの良いよな
獣のようなセックスしそう
2019/01/13(日) 14:32:20.18
>>146
やめろグロ
2019/01/13(日) 14:32:40.41
>>146
ガチグロ
閲覧注意
2019/01/13(日) 14:32:45.56
それ絵じゃん
2019/01/13(日) 14:33:57.00
いちごちゃんでシコってもええんか?
2019/01/13(日) 14:34:43.66
いちごちゃんはマイクラしてなければ基本いい子だから
どこかのクソガキと違って
2019/01/13(日) 14:35:50.53
あくあテスト配信残してるじゃん
少しは勉強してるみたいだな
2019/01/13(日) 14:37:27.60
ビリビリのTLに伝説の歌配信のアーカイブがあるのな
2019/01/13(日) 14:37:42.70
いちごはガクのものやで
2019/01/13(日) 14:40:40.80
明治嫌われすぎやろ
どうしてこうなってしまったんや兄さん
2019/01/13(日) 14:41:55.15
桃の弐番戦時やし
2019/01/13(日) 14:42:18.68
〜本日(1/13)の配信予定〜

15:00〜湊あくあ you アイワナ
19:00〜湊あくあ you ギャルゲ
24:00〜湊あくあ you 未定

#ホロジュール
2019/01/13(日) 14:43:22.92
https://pbs.twimg.com/media/Dwt3g4wVAAAxPtF.jpg

めあくあてぇてぇ
2019/01/13(日) 14:44:17.40
>>159
数字好きでまんさんにも嫌われそうな性格してるからな
2019/01/13(日) 14:45:28.37
>>159
あくあの友達はみんな炎上する
2019/01/13(日) 14:46:35.55
利香がめちゃくちゃハイテンションでコメントしてたのが可愛かったから明治は好き
2019/01/13(日) 14:46:38.48
あくあの友達

お稲荷 引退
めあ 引退間際まで追い込まれる
椎名 オワコン化
明治 嫌われる
ひなこ 収益化が通らない
たまき オワコン化
2019/01/13(日) 14:47:11.75
>>164
あくあの陰キャ力すげぇな
2019/01/13(日) 14:47:36.72
マスターブチ切れってまじ?
2019/01/13(日) 14:47:53.53
>>166
これはさげマン
2019/01/13(日) 14:48:00.84
>収益化が通らない
コンギョ歌うからだろ
2019/01/13(日) 14:48:37.56
こうして見るとろくな友達いないな
2019/01/13(日) 14:49:24.86
>>166
デバフあくあと下げチンりんこ
2019/01/13(日) 14:49:42.88
>>171
ミオしかいねぇ・・
2019/01/13(日) 14:50:02.19
>>173
はい友達料
2019/01/13(日) 14:50:10.51
ミオに関わるな
2019/01/13(日) 14:50:52.74
あくあの不幸体質凄い…
2019/01/13(日) 14:51:24.53
あくあはまず体臭なんとかしろよ
2019/01/13(日) 14:51:32.90
親方ゲリラアンケ開始
クソみたいな選択肢しかない
2019/01/13(日) 14:52:04.31
ミオとあくあの仲も大晦日だけだったね…
2019/01/13(日) 14:56:38.84
赤目なとり
https://i.imgur.com/KHS4nyn.jpg
2019/01/13(日) 14:57:28.82
>>180
グロ
2019/01/13(日) 14:59:36.08
あくあ〜😭😭😭
183名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2019/01/13(日) 15:02:40.59
1933f
184名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2019/01/13(日) 15:02:57.21
>>844
だという。本箱には紅葉全集、近松世話浄瑠璃、英語の教科書、ことに新しく買ったツルゲネーフ全集が際立
って目に附く。で、未来の閨秀作家は学校から帰って来ると、机に向って文を書くというよりは、寧ろ多く手
紙を書くので、男の友達も随分多い。男文字の手紙も随分来る。中にも高等師範の学生に一人、早稲田大学の
学生に一人、それが時々遊びに来たことがあったそうだ。 麹町土手三番町の一角には、女学生もそうハイカ
ラなのが沢山居ない。それに、市ヶ谷見附の彼方には時雄の妻君の里の家があるのだが、この附近は殊に昔風
の商家の娘が多い。で、尠くとも芳子の神戸仕込のハイカラはあたりの人の目を聳たしめた。時雄は姉の言葉
として、妻から常に次のようなことを聞される。「芳子さんにも困ったものですねと姉が今日も言っていまし
たよ、男の友達が来るのは好いけれど、夜など一緒に二七(不動)に出かけて、遅くまで帰って来ないことが
あるんですって。そりゃ芳子さんはそんなことは無いのに決っているけれど、世間の口が喧しくって為方が無
いと云っていました」 これを聞くと時雄は定って芳子の肩を持つので、「お前達のような旧式の人間には芳
子の遣ることなどは判りやせんよ。男女が二人で歩いたり話したりさえすれば、すぐあやしいとか変だとか思
うのだが、一体、そんなことを思ったり、言ったりするのが旧式だ、今では女も自覚しているから、為ようと
思うことは勝手にするさ」 この議論を時雄はまた得意になって芳子にも説法した。「女子ももう自覚せんけ
ればいかん。昔の女のように依頼心を持っていては駄目だ。ズウデルマンのマグダの言った通り、父の手から
すぐに夫の手に移るような意気地なしでは為方が無い。日本の新しい婦人としては、自ら考えて自ら行うよう
にしなければいかん」こう言っては、イブセンのノラの話や、ツルゲネーフのエレネの話や、露西亜、独逸あ
たりの婦人の意志と感情と共に富んでいることを話し、さて、「けれど自覚と云うのは、自省ということをも
含んでおるですからな、無闇に意志や自我を振廻しては困るですよ。自分の遣ったことには自分が全責任を帯
びる覚悟がなくては」 芳子にはこの時雄の教訓が何より意味があるように聞えて、渇仰の念が愈※(二の字
8c247631f3
まるで虚言かも知れぬ。この夏期の休暇に須磨で落合った時から出来ていて、京都での行為もその望を満す為
め、今度も恋しさに堪え兼ねて女の後を追って上京したのかも知れん。手を握ったろう。胸と胸とが相触れた
ろう。人が見ていぬ旅籠屋の二階、何を為ているか解らぬ。汚れる汚れぬのも刹那の間だ。こう思うと時雄は
堪らなくなった。「監督者の責任にも関する!」と腹の中で絶叫した。こうしてはおかれぬ、こういう自由を
精神の定まらぬ女に与えておくことは出来ん。監督せんければならん、保護せんけりゃならん。私共は熱情も
あるが理性がある! 私共とは何だ! 何故私とは書かぬ、何故複数を用いた? 時雄の胸は嵐のように乱れ
た。着いたのは昨日の六時、姉の家に行って聞き糺せば昨夜何時頃に帰ったか解るが、今日はどうした、今は
どうしている? 細君の心を尽した晩餐の膳には、鮪の新鮮な刺身に、青紫蘇の薬味を添えた冷豆腐、それを
味う余裕もないが、一盃は一盃と盞を重ねた。 細君は末の児を寝かして、火鉢の前に来て坐ったが、芳子の
手紙の夫の傍にあるのに眼を附けて、「芳子さん、何て言って来たのです?」 時雄は黙って手紙を投げて遣
った、細君はそれを受取りながら、夫の顔をじろりと見て、暴風の前に来る雲行の甚だ急なのを知った。 細
君は手紙を読終って巻きかえしながら、「出て来たのですね」「うむ」「ずっと東京に居るんでしょうか」「
手紙に書いてあるじゃないか、すぐ帰すッて……」「帰るでしょうか」「そんなこと誰が知るものか」 夫の
語気が烈しいので、細君は口を噤んで了った。少時経ってから、「だから、本当に厭さ、若い娘の身で、小説
家になるなんぞッて、望む本人も本人なら、よこす親達も親達ですからね」「でも、お前は安心したろう」と
言おうとしたが、それは止して、「まア、そんなことはどうでも好いさ、どうせお前達には解らんのだから…
…それよりも酌でもしたらどうだ」 温順な細君は徳利を取上げて、京焼の盃に波々と注ぐ。 時雄は頻りに
酒を呷った。酒でなければこの鬱を遣るに堪えぬといわぬばかりに。三本目に、妻は心配して、「この頃はど
うか為ましたね」「何故?」「酔ってばかりいるじゃありませんか」「酔うということがどうかしたのか」「
そうでしょう、何か気に懸ることがあるからでしょう。芳子さんのことなどはどうでも好いじゃありませんか
185名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2019/01/13(日) 15:03:14.85
>>81
細君の顔を見て、飯を食って眠るという単調なる生活につくづく倦き果てて了った。家を引越歩いても面白く
ない、友人と語り合っても面白くない、外国小説を読み渉猟っても満足が出来ぬ。いや、庭樹の繁り、雨の点
滴、花の開落などいう自然の状態さえ、平凡なる生活をして更に平凡ならしめるような気がして、身を置くに
処は無いほど淋しかった。道を歩いて常に見る若い美しい女、出来るならば新しい恋を為たいと痛切に思った
。 三十四五、実際この頃には誰にでもある煩悶で、この年頃に賤しい女に戯るるものの多いのも、畢竟その
淋しさを医す為めである。世間に妻を離縁するものもこの年頃に多い。 出勤する途上に、毎朝邂逅う美しい
女教師があった。渠はその頃この女に逢うのをその日その日の唯一の楽みとして、その女に就いていろいろな
空想を逞うした。恋が成立って、神楽坂あたりの小待合に連れて行って、人目を忍んで楽しんだらどう……。
細君に知れずに、二人近郊を散歩したらどう……。いや、それどころではない、その時、細君が懐妊しておっ
たから、不図難産して死ぬ、その後にその女を入れるとしてどうであろう。……平気で後妻に入れることが出
来るだろうかどうかなどと考えて歩いた。 神戸の女学院の生徒で、生れは備中の新見町で、渠の著作の崇拝
者で、名を横山芳子という女から崇拝の情を以て充された一通の手紙を受取ったのはその頃であった。竹中古
城と謂えば、美文的小説を書いて、多少世間に聞えておったので、地方から来る崇拝者渇仰者の手紙はこれま
でにも随分多かった。やれ文章を直してくれの、弟子にしてくれのと一々取合ってはいられなかった。だから
その女の手紙を受取っても、別に返事を出そうとまでその好奇心は募らなかった。けれど同じ人の熱心なる手
紙を三通まで貰っては、さすがの時雄も注意をせずにはいられなかった。年は十九だそうだが、手紙の文句か
ら推して、その表情の巧みなのは驚くべきほどで、いかなることがあっても先生の門下生になって、一生文学
に従事したいとの切なる願望。文字は走り書のすらすらした字で、余程ハイカラの女らしい。返事を書いたの
は、例の工場の二階の室で、その日は毎日の課業の地理を二枚書いて止して、長い数尺に余る手紙を芳子に送
df950a39e0
う愛想をつかして断念めて了うであろうと時雄は思って微笑した。そして本箱の中から岡山県の地図を捜して
、阿哲郡新見町の所在を研究した。山陽線から高梁川の谷を遡って奥十数里、こんな山の中にもこんなハイカ
ラの女があるかと思うと、それでも何となくなつかしく、時雄はその附近の地形やら山やら川やらを仔細に見
た。 で、これで返辞をよこすまいと思ったら、それどころか、四日目には更に厚い封書が届いて、紫インキ
で、青い罫の入った西洋紙に横に細字で三枚、どうか将来見捨てずに弟子にしてくれという意味が返す返すも
書いてあって、父母に願って許可を得たならば、東京に出て、然るべき学校に入って、完全に忠実に文学を学
んでみたいとのことであった。時雄は女の志に感ぜずにはいられなかった。東京でさえ――女学校を卒業した
ものでさえ、文学の価値などは解らぬものなのに、何もかもよく知っているらしい手紙の文句、早速返事を出
して師弟の関係を結んだ。 それから度々の手紙と文章、文章はまだ幼稚な点はあるが、癖の無い、すらすら
した、将来発達の見込は十分にあると時雄は思った。で一度は一度より段々互の気質が知れて、時雄はその手
紙の来るのを待つようになった。ある時などは写真を送れと言って遣ろうと思って、手紙の隅に小さく書いて
、そしてまたこれを黒々と塗って了った。女性には容色と謂うものが是非必要である。容色のわるい女はいく
ら才があっても男が相手に為ない。時雄も内々胸の中で、どうせ文学を遣ろうというような女だから、不容色
に相違ないと思った。けれどなるべくは見られる位の女であって欲しいと思った。 芳子が父母に許可を得て
、父に伴れられて、時雄の門を訪うたのは翌年の二月で、丁度時雄の三番目の男の児の生れた七夜の日であっ
た。座敷の隣の室は細君の産褥で、細君は手伝に来ている姉から若い女門下生の美しい容色であることを聞い
て少なからず懊悩した。姉もああいう若い美しい女を弟子にしてどうする気だろうと心配した。時雄は芳子と
父とを並べて、縷々として文学者の境遇と目的とを語り、女の結婚問題に就いて予め父親の説を叩いた。芳子
の家は新見町でも第三とは下らぬ豪家で、父も母も厳格なる基督教信者、母は殊にすぐれた信者で、曽ては同
志社女学校に学んだこともあるという。総領の兄は英国へ洋行して、帰朝後は某官立学校の教授となっている
186名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2019/01/13(日) 15:03:31.62
>>787
」などを読んではならんとの規定も出ていたが、文部省で干渉しない以前は、教場でさえなくば何を読んでも
差支なかった。学校に附属した教会、其処で祈祷の尊いこと、クリスマスの晩の面白いこと、理想を養うとい
うことの味をも知って、人間の卑しいことを隠して美しいことを標榜するという群の仲間となった。母の膝下
が恋しいとか、故郷が懐かしいとか言うことは、来た当座こそ切実に辛く感じもしたが、やがては全く忘れて
、女学生の寄宿生活をこの上なく面白く思うようになった。旨味い南瓜を食べさせないと云っては、お鉢の飯
に醤油を懸けて賄方を酷めたり、舎監のひねくれた老婦の顔色を見て、陰陽に物を言ったりする女学生の群の
中に入っていては、家庭に養われた少女のように、単純に物を見ることがどうして出来よう。美しいこと、理
想を養うこと、虚栄心の高いこと――こういう傾向をいつとなしに受けて、芳子は明治の女学生の長所と短所
とを遺憾なく備えていた。 尠くとも時雄の孤独なる生活はこれによって破られた。昔の恋人――今の細君。
曽ては恋人には相違なかったが、今は時勢が移り変った。四五年来の女子教育の勃興、女子大学の設立、庇髪
、海老茶袴、男と並んで歩くのをはにかむようなものは一人も無くなった。この世の中に、旧式の丸髷、泥鴨
のような歩き振、温順と貞節とより他に何物をも有せぬ細君に甘んじていることは時雄には何よりも情けなか
った。路を行けば、美しい今様の細君を連れての睦じい散歩、友を訪えば夫の席に出て流暢に会話を賑かす若
い細君、ましてその身が骨を折って書いた小説を読もうでもなく、夫の苦悶煩悶には全く風馬牛で、子供さえ
満足に育てれば好いという自分の細君に対すると、どうしても孤独を叫ばざるを得なかった。「寂しき人々」
のヨハンネスと共に、家妻というものの無意味を感ぜずにはいられなかった。これが――この孤独が芳子に由
って破られた。ハイカラな新式な美しい女門下生が、先生! 先生! と世にも豪い人のように渇仰して来る
のに胸を動かさずに誰がおられようか。 最初の一月ほどは時雄の家に仮寓していた。華やかな声、艶やかな
姿、今までの孤独な淋しいかれの生活に、何等の対照! 産褥から出たばかりの細君を助けて、靴下を編む、
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汚がって頻りに揺ったり何かしたが、時雄は動こうとも立とうとも為ない。そうかと云って眠ったのではなく
、赤土のような顔に大きい鋭い目を明いて、戸外に降り頻る雨をじっと見ていた。 時雄は例刻をてくてくと
牛込矢来町の自宅に帰って来た。 渠は三日間、その苦悶と戦った。渠は性として惑溺することが出来ぬ或る
一種の力を有っている。この力の為めに支配されるのを常に口惜しく思っているのではあるが、それでもいつ
か負けて了う。征服されて了う。これが為め渠はいつも運命の圏外に立って苦しい味を嘗めさせられるが、世
間からは正しい人、信頼するに足る人と信じられている。三日間の苦しい煩悶、これでとにかく渠はその前途
を見た。二人の間の関係は一段落を告げた。これからは、師としての責任を尽して、わが愛する女の幸福の為
めを謀るばかりだ。これはつらい、けれどつらいのが人生だ! と思いながら帰って来た。 門をあけて入る
と、細君が迎えに出た。残暑の日はまだ暑く、洋服の下襦袢がびっしょり汗にぬれている。それを糊のついた
白地の単衣に着替えて、茶の間の火鉢の前に坐ると、細君はふと思い附いたように、箪笥の上の一封の手紙を
取出し、「芳子さんから」 と言って渡した。 急いで封を切った。巻紙の厚いのを見ても、その事件に関し
ての用事に相違ない。時雄は熱心に読下した。 言文一致で、すらすらとこの上ない達筆。先生――実は御相
談に上りたいと存じましたが、余り急でしたものでしたから、独断で実行致しました。昨日四時に田中から電
報が参りまして、六時に新橋の停車場に着くとのことですもの、私はどんなに驚きましたか知れません。何事
も無いのに出て来るような、そんな軽率な男でないと信じておりますだけに、一層甚しく気を揉みました。先
生、許して下さい。私はその時刻に迎えに参りましたのです。逢って聞きますと、私の一伍一什を書いた手紙
を見て、非常に心配して、もしこの事があった為め万一郷里に伴れて帰られるようなことがあっては、自分が
済まぬと言うので、学事をも捨てて出京して、先生にすっかりお打明申して、お詫も申上げ、お情にも縋って
、万事円満に参るようにと、そういう目的で急に出て参ったとのことで御座います。それから、私は先生にお
話し申した一伍一什、先生のお情深い言葉、将来までも私等二人の神聖な真面目な恋の証人とも保護者ともな
187名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2019/01/13(日) 15:03:48.18
>>306
犠牲の念も加わった。で、夕暮の膳の上の酒は夥しく量を加えて、泥鴨の如く酔って寝た。 あくる日は日曜
日の雨、裏の森にざんざん降って、時雄の為めには一倍に侘しい。欅の古樹に降りかかる雨の脚、それが実に
長く、限りない空から限りなく降っているとしか思われない。時雄は読書する勇気も無い、筆を執る勇気もな
い。もう秋で冷々と背中の冷たい籐椅子に身を横えつつ、雨の長い脚を見ながら、今回の事件からその身の半
生のことを考えた。かれの経験にはこういう経験が幾度もあった。一歩の相違で運命の唯中に入ることが出来
ずに、いつも圏外に立たせられた淋しい苦悶、その苦しい味をかれは常に味った。文学の側でもそうだ、社会
の側でもそうだ。恋、恋、恋、今になってもこんな消極的な運命に漂わされているかと思うと、その身の意気
地なしと運命のつたないことがひしひしと胸に迫った。ツルゲネーフのいわゆる Superfluous
man ! だと思って、その主人公の儚い一生を胸に繰返した。 寂寥に堪えず、午から酒を飲むと言出し
た。細君の支度の為ようが遅いのでぶつぶつ言っていたが、膳に載せられた肴がまずいので、遂に癇癪を起し
て、自棄に酒を飲んだ。一本、二本と徳利の数は重って、時雄は時の間に泥の如く酔った。細君に対する不平
ももう言わなくなった。徳利に酒が無くなると、只、酒、酒と言うばかりだ。そしてこれをぐいぐいと呷る。
気の弱い下女はどうしたことかと呆れて見ておった。男の児の五歳になるのを始めは頻りに可愛がって抱いた
り撫でたり接吻したりしていたが、どうしたはずみでか泣出したのに腹を立てて、ピシャピシャとその尻を乱
打したので、三人の子供は怖がって、遠巻にして、平生に似もやらぬ父親の赤く酔った顔を不思議そうに見て
いた。一升近く飲んでそのまま其処に酔倒れて、お膳の筋斗がえりを打つのにも頓着しなかったが、やがて不
思議なだらだらした節で、十年も前にはやった幼稚な新体詩を歌い出した。君が門辺をさまよふは巷の塵を吹
き立つる嵐のみとやおぼすらん。その嵐よりいやあれにその塵よりも乱れたる恋のかばねを暁の 歌を半ばに
して、細君の被けた蒲団を着たまま、すっくと立上って、座敷の方へ小山の如く動いて行った。何処へ? 何
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と思いましたよ。堕落書生と同じですからね。それゃうわべが似ているだけで、心はそんなことはないでしょ
うけれど、何だか変ですよ」「そんなことはどうでも好い。それでどうした?」「お鶴(下女)が行って上げ
ると言うのに、好いと言って、御自分で出かけて、餅菓子と焼芋を買って来て、御馳走してよ。……お鶴も笑
っていましたよ。お湯をさしに上ると、二人でお旨しそうにおさつを食べているところでしたッて……」 時
雄も笑わざるを得なかった。 細君は猶語り続いだ。「そして随分長く高い声で話していましたよ。議論みた
いなことも言って、芳子さんもなかなか負けない様子でした」「そしていつ帰った?」「もう少し以前」「芳
子は居るか」「いいえ、路が分からないから、一緒に其処まで送って行って来るッて出懸けて行ったんですよ
」 時雄は顔を曇らせた。 夕飯を食っていると、裏口から芳子が帰って来た。急いで走って来たと覚しく、
せいせい息を切っている。「何処まで行らしった?」 と細君が問うと、「神楽坂まで」と答えたが、いつも
する「おかえりなさいまし」を時雄に向って言って、そのままばたばたと二階へ上った。すぐ下りて来るかと
思うに、なかなか下りて来ない。「芳子さん、芳子さん」と三度ほど細君が呼ぶと、「はアーい」という長い
返事が聞えて、矢張下りて来ない。お鶴が迎いに行って漸く二階を下りて来たが、準備した夕飯の膳を他所に
、柱に近く、斜に坐った。「御飯は?」「もう食べたくないの、腹が一杯で」「余りおさつを召上った故でし
ょう」「あら、まア、酷い奥さん。いいわ、奥さん」 と睨む真似をする。 細君は笑って、「芳子さん、何
だか変ね」「何故?」と長く引張る。「何故も無いわ」「いいことよ、奥さん」 と又睨んだ。 時雄は黙っ
てこの嬌態に対していた。胸の騒ぐのは無論である。不快の情はひしと押し寄せて来た。芳子はちらと時雄の
顔を覗ったが、その不機嫌なのが一目で解った。で、すぐ態度を改めて、「先生、今日田中が参りましてね」
「そうだってね」「お目にかかってお礼を申上げなければならんのですけれども、又改めて上がりますからッ
て……よろしく申上げて……」「そうか」 と言ったが、そのままふいと立って書斎に入って了った。 その
恋人が東京に居ては、仮令自分が芳子をその二階に置いて監督しても、時雄は心を安んずる暇はなかった。二
188名無しさん@お腹いっぱい。
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2019/01/13(日) 15:04:04.80
>>542
って来ますよ」「こんなことは幾度もあるんですか」「いいえ、滅多にありはしませんよ。夏の夜だから、ま
だ宵の口位に思って歩いているんですよ」 姉は話しながら裁縫の針を止めぬのである。前に鴨脚の大きい裁
物板が据えられて、彩絹の裁片や糸や鋏やが順序なく四面に乱れている。女物の美しい色に、洋燈の光が明か
に照り渡った。九月中旬の夜は更けて、稍々肌寒く、裏の土手下を甲武の貨物汽車がすさまじい地響を立てて
通る。 下駄の音がする度に、今度こそは! 今度こそは! と待渡ったが、十一時が打って間もなく、小き
ざみな、軽い後歯の音が静かな夜を遠く響いて来た。「今度のこそ、芳子さんですよ」 と姉は言った。 果
してその足音が家の入口の前に留って、がらがらと格子が開く。「芳子さん?」「ええ」 と艶やかな声がす
る。 玄関から丈の高い庇髪の美しい姿がすっと入って来たが、「あら、まア、先生!」 と声を立てた。そ
の声には驚愕と当惑の調子が十分に籠っていた。「大変遅くなって……」と言って、座敷と居間との間の閾の
処に来て、半ば坐って、ちらりと電光のように時雄の顔色を窺ったが、すぐ紫の袱紗に何か包んだものを出し
て、黙って姉の方に押遣った。「何ですか……お土産? いつもお気の毒ね?」「いいえ、私も召上るんです
もの」 と芳子は快活に言った。そして次の間へ行こうとしたのを、無理に洋燈の明るい眩しい居間の一隅に
坐らせた。美しい姿、当世流の庇髪、派手なネルにオリイヴ色の夏帯を形よく緊めて、少し斜に坐った艶やか
さ。時雄はその姿と相対して、一種状すべからざる満足を胸に感じ、今までの煩悶と苦痛とを半ば忘れて了っ
た。有力な敵があっても、その恋人をだに占領すれば、それで心の安まるのは恋する者の常態である。「大変
に遅くなって了って……」 いかにも遣瀬ないというように微かに弁解した。「中野へ散歩に行ったッて?」
 時雄は突如として問うた。「ええ……」芳子は時雄の顔色をまたちらりと見た。 姉は茶を淹れる。土産の
包を開くと、姉の好きな好きなシュウクリーム。これはマアお旨しいと姉の声。で、暫く一座はそれに気を取
られた。 少時してから、芳子が、「先生、私の帰るのを待っていて下さったの?」「ええ、ええ、一時間半
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者で、名を横山芳子という女から崇拝の情を以て充された一通の手紙を受取ったのはその頃であった。竹中古
城と謂えば、美文的小説を書いて、多少世間に聞えておったので、地方から来る崇拝者渇仰者の手紙はこれま
でにも随分多かった。やれ文章を直してくれの、弟子にしてくれのと一々取合ってはいられなかった。だから
その女の手紙を受取っても、別に返事を出そうとまでその好奇心は募らなかった。けれど同じ人の熱心なる手
紙を三通まで貰っては、さすがの時雄も注意をせずにはいられなかった。年は十九だそうだが、手紙の文句か
ら推して、その表情の巧みなのは驚くべきほどで、いかなることがあっても先生の門下生になって、一生文学
に従事したいとの切なる願望。文字は走り書のすらすらした字で、余程ハイカラの女らしい。返事を書いたの
は、例の工場の二階の室で、その日は毎日の課業の地理を二枚書いて止して、長い数尺に余る手紙を芳子に送
った。その手紙には女の身として文学に携わることの不心得、女は生理的に母たるの義務を尽さなければなら
ぬ理由、処女にして文学者たるの危険などを縷々として説いて、幾らか罵倒的の文辞をも陳べて、これならも
う愛想をつかして断念めて了うであろうと時雄は思って微笑した。そして本箱の中から岡山県の地図を捜して
、阿哲郡新見町の所在を研究した。山陽線から高梁川の谷を遡って奥十数里、こんな山の中にもこんなハイカ
ラの女があるかと思うと、それでも何となくなつかしく、時雄はその附近の地形やら山やら川やらを仔細に見
た。 で、これで返辞をよこすまいと思ったら、それどころか、四日目には更に厚い封書が届いて、紫インキ
で、青い罫の入った西洋紙に横に細字で三枚、どうか将来見捨てずに弟子にしてくれという意味が返す返すも
書いてあって、父母に願って許可を得たならば、東京に出て、然るべき学校に入って、完全に忠実に文学を学
んでみたいとのことであった。時雄は女の志に感ぜずにはいられなかった。東京でさえ――女学校を卒業した
ものでさえ、文学の価値などは解らぬものなのに、何もかもよく知っているらしい手紙の文句、早速返事を出
して師弟の関係を結んだ。 それから度々の手紙と文章、文章はまだ幼稚な点はあるが、癖の無い、すらすら
した、将来発達の見込は十分にあると時雄は思った。で一度は一度より段々互の気質が知れて、時雄はその手
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