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ドラフト2018
5年前死闘の両チームが激突/12日甲子園見どころ
https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/201808110000498.html



【第3試合(13:30) 星稜(石川)−済美(愛媛)】

 92年夏の「松井の5敬遠」を知る両監督の対決。
星稜・林和成監督(43)は当時の同校遊撃手として、済美・中矢太監督(44)は明徳義塾(高知)メンバーとして経験した。

 星稜はOB松井秀喜氏が始球式を務めた歴史的な開幕戦の1回戦で快勝した。2年生エース奥川恭伸投手が好投。
藤蔭(大分)に対して、最速150キロの直球に鋭い変化球をまじえ試合をつくった。
過去に甲子園で150キロを出した2年生は、05年田中将大(駒大苫小牧、現ヤンキース)、11年大谷翔平(花巻東、現エンゼルス)、13年安楽智大(済美、現楽天)に次いで4人目。球史に名を刻んだ。

 打線も11安打で9点を奪った。1年生ながら3番を任された内山壮真内野手は3回に適時二塁打を放つなど、大舞台でも強心臓ぶりをみせた。
因縁の一戦に勝てば夏通算20勝。節目の白星をつかみ取る。

 済美は快勝の星稜と違い接戦を制した。
1点リードの4回2死一、三塁。三塁走者の山田響外野手(1年)と一塁走者の政吉完哉外野手(3年)が重盗を敢行。
山田が際どいタイミングながら本盗を成功させた。また1番矢野功一郎内野手(3年)は4安打1四球と全打席出塁。
初戦同様の働きを見せれば、星稜にとって厄介な存在になる。

 守っては愛媛大会全5試合を1人で投げ抜いた山口直哉投手(3年)が粘り強い投球。
最速144キロの直球と変化球で中央学院打線の反撃をかわし1点差で逃げ切った。勝てば夏通算10勝目。こちらも節目の勝利を狙う。

◆星稜のおもなOB 元ヤンキース松井秀喜、日本代表本田圭佑

◆済美のおもなOB 広島福井優也、楽天安楽智大


【第4試合(15:30) 慶応(北神奈川)−高知商(高知)】

 10年ぶり18度目出場の慶応は中越(新潟)に3−2で下して初戦を突破した。
中越の小刻みな継投に苦しみながら、最後は9回に宮尾将内野手(3年)が劇的サヨナラ打。
エース生井惇己(3年)も8回2失点の力投で勝利につなげた。

 対する高知商は、山梨学院を14−12で下して初戦を突破した。
両校合わせて30安打、4本塁打が飛びかう壮絶な打撃戦にケリをつけたのは1年生レギュラー西村貫輔内野手のバット。
7回、同点に追いついて迎えた1死満塁の場面で左前に運んだ。2者が生還し決勝点となった。上田修身監督(56)も「攻撃は磨いてきた。
逆転されても絶対いけると思っていた」と打撃には絶対の自信を持つ。

 競り勝った慶応と打ち勝った高知商。勝ってさらなる大きな波をつかむのはどっちか。

◆慶応のおもなOB 日本ハム白村明弘、広島加藤拓也

◆高知商のおもなOB 元阪神中西清起、阪神藤川球児