尖閣にやってくる中国海警局の艦船は雲南省もしくは浙江省の母港からやってきます
日本の第十一管区海上保安庁は主に石垣を母港にしています
単純に考えれば

中国 → 尖閣 340km
石垣 → 尖閣 170km

ですので、中国海警局にとっては非常に苦しい領海侵入になってます
仮に何か上陸したとしても維持するのは至難の業でしょう
ですので尖閣防衛の拠点である石垣の重要性がよくわかると思います
一方で、石垣には自衛隊の航空基地もなく、当然米軍基地もありません
空軍については沖縄本島からのとなります


中国 → 尖閣 340km
沖縄 → 尖閣 410km

となり、今度は日本側が不利になります
が、空路の100kmよりも海路の170kmの方が遥かに価値が高いので
地政学的には尖閣は日本が防衛しやすいと言えます
これは基本知識になりますので、これくらいは常識として覚えておきましょう