あと境界性パーソナリティ障害の疑いもある

パーソナリティ障害の中でも一番多いのはこの境界性パーソナリティ障害です。

男女比では3対1で女性が多く、年齢が20〜30代がピークです。

根底にあるのは「見捨てられ不安」です。「信頼している人に冷たくされた」、
「自分が否定された」、「友達が約束の時間に遅れた」そんなささいなことがきっかけで
「自分は見捨てられた」と絶望的な気持ちになってしまいます。感情が激しく不安定で、
それまで普通にしていたのに、突然怒り出したりします。対人関係もうまくいかず、
友達もできにくく、その一方で孤独に弱く、常に誰かと一緒にいてもらいたがり、
他人に見捨てられるのを極端に怖がります。

「自分に好意的で支えてくれそうだ」と思うと、相手の気持ちは考えず、
積極的に近寄ります。逆に相手が少しでも冷たい態度をとると執拗に執着し、
完全に見捨てられたと思うと、手のひらを返したように批判し始めます。
また、気分や感情の波がとても激しく、気に入らないことがあると、壁にあたまをぶつける、
暴力を振るう、自殺未遂や自傷行為など、
他人や自分を傷つける行為を繰り返すことも少なくありません。