>>259
「中心の相対座標」は拡張描画オブジェクトでいうところの中心X、中心Y、中心Zのこと。
「中心」とは、「オブジェクトのここを基準として移動・拡大・回転を行いますよ」という点のことを言う。
別の言葉では「アンカーポイント」などともいわれる。

例えば図形オブジェクトなら、「中心」はデフォルトではオブジェクト中央になっている。
指定座標が(0,0,0)だとすると、「オブジェクト中央を(0,0,0)に配置する」ということになるし、
拡大や回転は「中心」であるオブジェクト中央を基準に行われる。

ここからobj.cx=100にすると、「中心」は「オブジェクト中央からx=100だけズレた所」になる。
指定座標が(0,0,0)だとすると、「オブジェクト中央からx=100だけズレた所を(0,0,0)に配置する」ことになるので、
結果的にオブジェクトは左にズレる(X方向に-100だけズレる)ことになる。
拡大・回転も、「オブジェクト中央からx=100だけズレた所」を中心として行われることになる。