そう言えば俺が会社辞めた時の上司が、人をいたぶるのが大好きなホラフキン青山みたいな奴だった。
心因性の過敏性腸症候群だったのか、俺は日中に3回も4回も「大」をする体調になっていた。
ある日、委託会社がミスをして、上司が委託会社を長々といたぶっていた。
その会議の前、俺だけでなくおまえからも厳しく責め立てるようにと上司から指示を受けていた。
昼食の後だったので、「大」をしたくなった。我慢しても無理なので、中座して「大」をした。
帰って来ても、延々いたぶりは続いたが、会議後、何故退席した?と矢面がこちらに来た。

トイレに行ってましたと弁解しても納得しない。体調の話をしても信用しない。思い返すと、
上司が腹を立てたのは退席よりも俺が委託会社を上司と共に責め立てなかったことかもしれないとも思う。
しかし、それこそ下痢を催しそうだ。性に合わない。事務的に善後策を協議して、次善の策を立てるのを俺なら選ぶ。

日中に3回も4回も「大」していれば、常にお客を相手にする客商売では通用しない。
事務屋だったから騙し誤魔化しここまでやっていたのだが、そろそろ限界かなと思った。

同時に一平ちゃんみたく喉が駄目になってた。持病だ。風邪をひいてすぐ治ればいいが、長引くと喉がやられる。
話そうとすると、咳き込む。電話が一番駄目だ。最初の電話は部下が出るが、本数が続けば、
上司に取らすわけにいかないので、無理して出る。そして咳き込んでさらに悪化させる。咳き込みがひどく
(結核のような)別の病気じゃないかと周囲も疑う雰囲気だったので、呼吸器科を受診したが、気管支炎くらいの病名しかつかなかった。
複数の部下の外出もあるので、一日で結構な本数の電話に出る。そして喉を悪化させる。

さらに、その上司と、隣に座っている上司と同等職との派閥争いにも巻き込まれて、ズタズタになって辞めた。
今は自営業で、電話に出る回数が圧倒的に減ったので喉は治った。トイレは相変わらずだが、自分の事務所なので気兼ねは要らない。

それでも一平ちゃんが、ホラフキンにくだらないクイズ出されたりして、いたぶられているのを見ると、一平ちゃんの味方をしてしまう。
遅刻は目に見えて悪いことだし、漫才は面白くなく、MCも上手くならない一平ちゃんだが、至らない所も含めて一平ちゃんを応援しちゃう。