虫は明かりに集まるでしょ?
川本はその事に気付いて、虫の人気者になりたくて自分に火をつけたんだよ
でも、自分に火をつけると熱い事に気付かなかったんだ
しかし、川本は強がった・・・馬鹿だと悟られたくなかったからね
川本は「熱くないよ!」と得意気に更に自分に火をつけた
そしたら流石に熱すぎて、川本は慌てて近くにあったバケツに飛びついた
「熱い!熱い!」って、バケツに注がれた油を被ったんだね
川本はお馬鹿だから、火に油を足すともっと燃える事を知らなかった
更に火は強くなって、川本は転げ回りながら、火を消そうとするね
でも、下手に火を扇ぐと、逆に火が強くなることを川本は知らなかったんだ
更に燃え上がった火で、川本はもう熱くて熱くて動けなくなった
そうすると、暫くすると火は落ち着いてくるんだね
余計な事しなければ、いずれ燃えるものもなくなって、火は鎮火するんだ

でも、アンチはその滑稽な姿を見て笑うんだよ
「自分に火をつけたら熱いに決まってるだろう。川本くんは本当に馬鹿だなぁ」
すると、川本はむっとして、また自分に火をつけるんだ
「熱くないよ!」

そして、また、近くにある油に満たされたバケツに飛びつくんだ