ニッセイ基礎研究所チーフ株式ストラテジストの井出真吾氏の推計によると、
日銀の保有株の損益分岐点は1万8434円(11月末)だ。

きのうの最安値は1万9241円。あと800円あまりの下落で含み損が現実になりかねない。
「マイナスに転落しないためには、自ら株を買い続け、株価を維持するしかありません。
含み損なんてことが公になったら、日銀の信用力は世界的にガタ落ちし、円そのものの信頼度が低下する危険性があります」(黒岩泰氏)
日銀は、まさに負のスパイラル≠ゥら抜け出せなくなっているのだ。
「日銀のETF購入額を年度ベース(18年4月〜19年3月)で見た場合、約1兆4000億円の買い余力があります。
月ベースで4600億円程度のETFを購入できる計算です」(ちばぎん証券アナリスト・安藤富士男氏)
少なくとも3月までは日銀の爆買いが続くことになりそうだ。

https://news.nifty.com/article/economy/industry/12136-159828/