現物市場では「商いが盛り上がらない。戻り売りをこなせず、腰の入った買いも入
っていない」(国内証券)との見方が出ている。「政治の安定を評価して日本株を
選好し ていた海外投資家にとっては、今回の財務省の文書問題で前提が崩れた格好。
国内の個人 投資家も、国内株よりパフォーマンスが良好な米ナスダック銘柄に目が
向かいつつある」 (同)という。