>>162
IBMさん、こんばんはー
昨日すごかったですね

羽生さんも限界まで絞って妙手をひねり出してくる感じだったし
ちょっとでもスキがあったらいつ逆転してもおかしくない雰囲気もありながら
藤井さんがキレキレに攻めて攻めきった感じで
すごく見応えがありました。

とても中学生に見えないというのは全く同感で
日頃のコメントもほかの棋士に比べても落ち着いていて
思いやりや理性も通っていて、一番いいコメント出してますし
大物感がハンパない。
記者会見で「藤井さんも緊張することとかあるんですか?」という質問があって
最初のうちこそ、大舞台で人も多くて緊張します的なこと言ってましたけど
結局は、「いい意味での緊張」みたいに言っててワロタw

要するに藤井新六段という人は、場に慣れるのも早いし
長時間の将棋にも一回疲れきってまずかったと思ったら、
次からすぐ適応してくるし
情報処理がものすごく早いんだろうという気がする。

羽生さんはさすがに大舞台慣れしてる感じだったけど
決勝の広瀬さんは、対局開始からしばらく異常に緊張してて
ものすごくやりづらそうだった。

羽生さんにしても、自分が負けるのを見たいと思われるなんていうのは
ここ何十年味わったことがない空気だったろうし
場の力は随分藤井くんに味方してるな、とは思いました。

ただ、記者会見とかでも、もう名人天彦さんも広瀬さんも
みんな自虐ギャグ的に言いながら、藤井くんを称えていて
これはもう、藤井新六段の謙虚さとまっすぐさがあってのことだろうなとも
思った。
そういうわけで、場の力もすごいけど、
場の力が作用してるのは、間違いなく本人の力だろうなと思いました。

まぁ、羽生さんが将棋界の因習みたいのを打ち砕いておいて
くれて、実力ある人が変にやっかまれて足を引っ張られない
環境を作っていたことや
将棋界が全体に衰退して滅亡の危機だったところに
藤井くんのおかげで完全に息ふきかえしてきたという恩恵感を
将棋界全体が宝だと認識せざるを得ない状況とか
いろいろ関係してるとも思います。