【MONEX】マネックス証券 Part63
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おはぎゃあございます
19日(火)の日経平均は33円安の22868円と反落。
小高く始まり、22990円と大台まであと一歩と迫る場面はありましたが、買いは続かず。
日中を通してジリ安となり、この日の安値圏で取引を終えています。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円安の22795円。
ナイトセッションも動意薄で、22800円を挟んだ小幅な値動きに終始しました。
昨日の値動きを見ると、参加者が少なくなってきてる感があります。
来週はもっと減るでしょう。参加者が少なく指し値が薄いところを指数が大きく動く
・・・こともありうるでしょうが、普通に考えれば動意薄の展開になるのでは。 本日は有力馬の死角です。
・キタサンブラック
3歳秋以降、「3回走っては3〜4か月走る」を繰り返してきたが3走目は1回も勝っていない。
・シュヴァルグラン
小回りでコーナー6回の中山2500は向かないと思う。東京2500なら・・・・・。
・スワーヴリチャード
右回りがネック。東京2500なら・・・。
・サトノクラウン
相変わらず成績にムラがある。宝塚⇒天皇賞・秋と連続好走し、「これは」と思わせたが、
前走はいつものサトノクラウンだった。 アマゾンより携帯会社 楽天が選んだ次の戦いの場
ＩＴジャーナリスト 石川 温
2017/12/18 6:30日本経済新聞 電子版
これまで携帯電話事業者（キャリア）から回線を借り受け、スマートフォン（スマホ）の通信事業を手掛けてきた楽天。
それに飽きたらず、新たに周波数帯を取得し、本格的に携帯電話事業に参入すると発表した。2019年にサービスを開始す
る予定だ。業界関係者の多くは「なぜこのタイミングで参入するのか」とあきれ顔だ。すでに国内市場の成長は頭打ち。
総務省によるキャッシュバック規制により、３キャリア間のユーザー争奪戦にも終止符が打たれている。
キャリアの関係者は「ソフトバンクが携帯電話事業に参入するときは脅威を感じた。しかし今回は今更感が強い。なぜだ
ろうと首をかしげたくなるだけだ」と話す。大手３キャリアは、全国を網羅したネットワークを構築済みだ。楽天は一か
ら全国に基地局を設置し、エリアを開拓していかなくてはならない。基地局設置に最適な場所は、すでに３キャリアが占
有している。トンネルや地下鉄、地下街などのアンテナは、３社が協力して地権者と交渉して設置している。あとから敷
設するのは困難とされている。離島など、アンテナの設置に巨額の投資が必要な場所も少なくない。
楽天は25年までに6000億円を投資して、ネットワークを構築していく計画である。最近では、中国・華為技術（ファーウェ
イ）などの基地局メーカーが、初期投資を肩代わりして、キャリアに基地局設備をリースするビジネスモデルも存在する。
楽天はこの方式で初期投資の負担を抑えていく計画かもしれない。 ■キャリアがネットショッピングを拡充
ここにきて３キャリアとも、楽天が得意とするネットショッピング事業に力を入れている。NTTドコモには「ｄショッピング」
があるし、ＫＤＤＩもディー・エヌ・エー（ＤｅＮＡ）から買収したショッピング事業を「Ｗｏｗｍａ！（ワウマ）」とし
て展開している。ソフトバンクは、関連会社のヤフーが手掛ける「ヤフーショッピング」との連携を強化。ソフトバンクユ
ーザーにポイントの付与率を上げる施策を展開中だ。
キャリア３社は格安スマホとの競争で、これ以上、通信量収入の上昇が見込めない中、新たな収益源としてネットショッピン
グ事業に期待を寄せている。キャリアの場合、電話料金として確実に支払いを回収する仕組みがある。日本の利用者はネッ
トショッピングでクレジットカード払いを敬遠する傾向がある。その点キャリアがネットショッピングを手掛ければ、電話
料金と一緒にショッピング代金を回収できて、大きな強みとなる。
一方、ネットショッピングが本業の楽天が、あえて一からキャリアとなる決断をした背景には、キャリアが日銭を稼げる商売
だからだろう。キャリアには毎月、安定して通信料収入が入ってくる。楽天の本業であるネット通販は、アマゾン・ドット・
コムが攻勢を仕掛けており、採算が悪化しているのは間違いない。アマゾンは全国に倉庫を設け、即日配送できるという強み
がある。楽天がこれに対応するのは至難だ。
その点国内の携帯電話事者は３社しかない。ここに参入した方が、安定して通信料収入を稼ぎ出せる。楽天は、格安スマホ
「楽天モバイル」を手がけ、140万の契約者がいる。しかし回線はＮＴＴドコモから借りて運営しているため、実際の収入は
それほど多くないはずだ。競合他社と同じ条件で借りているため、大きな差別化も難しい。そこで自社でネットワークを構築
し、ＮＴＴドコモに依存しない柔軟な料金プラン設計を実現する道を選んだのだろう。もちろん総務省から免許を取得するの
が前提ではあるが。 ＮＴＴドコモは、金融やコンテンツ販売などを「スマートライフ事業」として、通信料以外の収益源として成長させようと躍
起になっている。スマートライフ事業の16年度における収益は9023億円。一方の通信料収益は3兆7112億円だ。キャリアにとっ
て、通信料収入が稼ぎ頭であることは明白だ。
これに対し楽天における国内通販事業の収益は16年度で3112億円。スマホ事業による通信料収入は、国内通販事業の何倍もの
収益を稼ぎ出す可能性はある。
楽天にとっての強みは、クレジットカード事業とポイントサービスだ。クレジットカードの会員数は17年4月現在で1400万件を
突破している。楽天で購入したものを楽天カードで払い、楽天スーパーポイントをもらい、それをさらに支払いに使うという
「楽天経済圏」ができあがっている。
クレジットカードとポイントという組み合わせも、ここ最近、キャリアが熱心に開拓している事業分野だ。ＮＴＴドコモはクレ
ジットカード「ｄカード」を使うと、ポイントサービス「ｄポイント」で優遇する。ＫＤＤＩは「ａｕウォレットでポイントの
付与に熱心だ。ソフトバンクは、カルチュア・コンビニエンス・クラブが展開するポイントサービス「Ｔポイント」との連携を
売りとしている。 いずれも通信料金の支払いにクレジットカードを使うとポイントが付与され、そのポイントで新しい機種を買ったり、コンビニ
での支払いに当てたりできるようになっている。こうしたポイントサービスは、楽天のビジネスモデルを追いかけた結果といえ
るだろう。
携帯電話のネットワークを本業としているキャリアがネットショッピングを強化するなか、ネットショッピングが本業の楽天が、
携帯電話のネットワークを手に入れようとしている。互いに無い物ねだりをしているような状況だ。これから数年間、楽天は必
死に全国ネットワークを構築して、３キャリアに対抗しようとするだろうし、一方のキャリアは楽天に負けじとネットショッピ
ングとポイントサービスの連携を強化していくだろう。
キャリアも楽天も「スマホユーザーを基盤としたネット通販の拡充」という目指すゴールは一緒だ。 23日は阪神カップと中山大障害。
24日は有馬記念と賞金王決定戦。
週末は楽しみなレースが多いです。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
